“できない”の裏側にある声を、聴ける大人でありたい― BesQ・代表仁田楓翔のコラム ―
――語彙力不足が点数を止めている現実――
「英語が苦手」と感じている多くの子どもたちは、文法以前に語彙が足りないという共通点があります。
単語が分からなければ、文法を知っていても文章の意味をつかめません。
たとえば、こんな英語を見たとしたらどうでしょう。
jamxlicufwhkxeihquf! lixauhclyieo? jqpimexc!
何か意味が分かりますか?
英語が苦手な子には、本物の英文もこれと同じように「文字のかたまり」にしか見えていないのです。
近道はない。だからこそ基礎固め
英語に限らず、数学も同じです。
「コツだけで成績が上がる魔法」など存在しません。
必要なのは語彙を一つずつ積み上げ、基礎を徹底的に固め、演習を重ねること。
この地道なプロセスこそが最短ルートです。
ステップアップ塾Besqの実例
ステップアップ塾Besqでは、英語が苦手でテスト40点台だった生徒が、
わずか2か月で80点台に到達しました。
特別なテクニックを使ったわけではありません。
・毎日の小テストで語彙力を増やす
・短い英文を何度も読む
・基礎文法を何度も使って演習する
――この“地味な積み重ね”を徹底しただけです。
保護者へのメッセージ
「語彙がないから点が取れない」
この現実を理解すれば、勉強の方向はシンプルになります。
保護者としてできる最大の支援は、
・単語テストや音読の習慣づけを見守る
・小さな成長を一緒に喜ぶこと
です。
努力の積み重ねが“わかる英語”を作り、
やがて自信につながります。
英語が苦手に見えても、原因は「センス」ではなく語彙力です。
近道を探すより、基礎を固める毎日が何よりも大切。
その一歩を踏み出した子どもは、確実に成績を伸ばしていきます。



