“できない”の裏側にある声を、聴ける大人でありたい― BesQ・代表仁田楓翔のコラム ―
子どもたちの「つくる力」を育むために
近年、子どもたちの将来像に「大人になりたくない」という声が目立つようになりました。背景には、仕事の大変さや人間関係の難しさを間近で感じていることがあるでしょう。しかし同時に、子どもたちは「自分で考え、手を動かし、成果を実感する体験」を強く求めています。
教育の現場では、知識を一方的に与えるだけではなく、体験を通じて学ぶ「探究型学習」の重要性が高まっています。その代表的なものが、ロボットやプログラミングを通じた学びです。ロボットは組み立てると動き出し、うまくいかなければ試行錯誤が必要です。まさに「挑戦と改善」のサイクルを自然に経験できます。これは単なる技術習得ではなく、問題解決力や粘り強さ、そして自分でつくったものが動く喜びを育てる教育です。
こうした背景のもと、江戸川区東葛西に10月、新たに「ロボット教室」が開かれることになりました。対象は幼児から小学生まで。
葛西駅から徒歩3分という通いやすい立地で、子どもたちが自分の手でロボットを組み立て、動かす体験を積むことができます。
地域の子どもたちが、科学や技術に興味を持ち、将来への希望を広げる場となることを期待しています。
葛西初 本格ロボット教室 葛西駅から徒歩3分
「大人になるのが楽しみ」と思える子を増やすために、私たち大人が示せるのは“楽しそうに挑戦する姿”です。教育の場もまた、未来への希望を灯す小さな実験場でありたい。ロボット教室の取り組みが、その一助となれば幸いです。



