“できない”の裏側にある声を、聴ける大人でありたい― BesQ・代表仁田楓翔のコラム ―
夏休みを制する者は、受験を制す
── 専門家が語る、夏の勉強スケジュール設計術
夏休みは、受験生にとって“最後のゴールデンタイム”です。
「夏を制する者は受験を制す」という言葉は、決してただのスローガンではありません。
しかし、実際に多くの中学3年生・高校3年生に目を向けると…
計画倒れで終わる
モチベーションが続かない
「何をすればいいか分からない」まま時間だけが過ぎる
こうした状況が少なくありません。
では、どうすれば“本当に意味のある夏休み”を作れるのでしょうか?
教育現場で1000人以上の生徒を指導してきた立場から、効果的な勉強スケジュールの立て方とその運用法をお伝えします。
夏休み学習を成功させる3つのルール
1日を「3部制」で設計する
集中力には限界があります。
特に暑さや生活の緩みが影響する夏は、勉強を時間で区切るより「脳のリズム」に合わせることが重要です。
【午前】…最も集中しやすい時間帯。数学や英語など“脳力を要する教科”に取り組む
【午後】…集中が落ちやすい時間。社会・理科の暗記、問題演習
【夜】…1日の学習内容の振り返り。定着と再確認
「時間割ベース」よりも「内容のまとまり」で設計する方が、リズムを崩さず継続できます。
ゴールは“量”でなく“到達点”で決める
「今日はワーク30ページ!」という目標より、
「因数分解の応用問題を自力で解けるようにする」といった“到達目標”の設定が効果的です。
このようにすることで、
「やった気になっただけ」「自己満足の学習」を防ぎ、学習の質と自己効力感を高めることができます。
「見える化」で毎日を振り返る
計画は“立てた後”が勝負です。
今日できたこと
できなかったこと
明日の修正ポイント
これを毎晩1〜2分でもよいので記録・振り返りしましょう。手帳でもホワイトボードでもスマホのメモでも構いません。
「見える成果」は、子どものモチベーションの燃料になります。
最も大切なのは「昨日の自分を少しだけ超える」こと
夏休みの勉強は、決して「完璧」を求める必要はありません。
むしろ、「昨日よりちょっと成長した」と実感できる日々の積み重ねこそが、秋以降の爆発的な伸びにつながります。
学習環境が、夏の成果を左右する
とはいえ、
「家では集中できない」「一人では継続できるか不安」
という声も多く耳にします。
そういった生徒には、適切な学習環境と指導サポートが必要不可欠です。
私が運営する【ステップアップ塾BesQ】では、以下のような仕組みで夏の学習を徹底支援しています:
生徒一人ひとりに合わせた「個別カリキュラム」
毎回の「ノルマ達成制」で、目的意識が明確
達成したら即帰宅OKの効率学習スタイル
このように、「やった分だけ成果が出る」仕組みの中で、子どもたちは自然と学習の自律性を身につけていきます。
夏休み中の体験授業も受付中!
ステップアップ塾BesQでは、
夏期限定の無料体験指導を実施中です。
「何から始めればいいかわからない」
「今の勉強法に不安がある」
という方は、ぜひ一度、教室で“学習の土台”を体感してください。



