“できない”の裏側にある声を、聴ける大人でありたい― BesQ・代表仁田楓翔のコラム ―
「うちの子、わかっているはずなのにテストになると点が取れなくて……」
これは、私が学習塾で日々お聞きするご相談の中でも、最も多いもののひとつです。
この現象には、明確な理由があります。
それは、「わかる」と「できる」は別物であるということ。
授業で話を聞いて理解した“つもり”になっていても、それを自力で再現する、つまり“できる”ようになるためには、別のステップが必要なのです。
私は東京都江戸川区・葛西で「ステップアップ塾BesQ」という学習塾を運営しています。
この塾では、「ノルマ達成型×完全個別対応」という独自の学習スタイルを採用し、“できるようになるまでやる”ことを当たり前にする学び方を日々実践しています。
たとえば、一見単純に見える計算問題でも、「自分の力でやりきった」という体験を繰り返すことで、“自分にもできた”という自己効力感が育ちます。
これは、単なる得点力以上に、学習に向かう姿勢や継続する力の土台になります。
学校や集団塾では、ペースについていけず「わからないまま流されてしまう」ことがあります。
しかし、BesQでは一人ひとりに合わせたノルマと時間配分で、「つまづいたところからやり直せる」学習設計を整えています。
最近では、こうした指導スタイルに共感してくださるご家庭が増え、葛西近隣だけでなく、江戸川区外(江東区・浦安市など)から通ってくれる生徒さんも増えてきました。
「勉強のやり方がわからなかったけど、ここに来てから“どう頑張ればいいか”がわかった」
そんな声をいただくたびに、学び方のデザインの大切さを実感しています。
学びにおいて大切なのは、情報を知識としてインプットすることだけではありません。
それをアウトプットし、自分の力として再現できること=「できる」ことです。
そして、その「できる」を積み重ねていく中で、子どもたちは自然と変わっていきます。
成績も、自信も、そして学ぶ姿勢までも。
「わかる」だけで終わらせない。
「できた!」の喜びが積み重なる塾。
ステップアップ塾BesQは、そうした学びのデザインを通して、子どもたちの未来に寄り添っていきたいと考えています。



