“できない”の裏側にある声を、聴ける大人でありたい― BesQ・代表仁田楓翔のコラム ―
ポジティブの敵は、“冷え”だった!?
「自分だけできない…」
「教えてもらったのにまた間違えたらどうしよう」
勉強をしていると、こんなふうにネガティブな思考に陥ってしまうことはありませんか?
実は、その“不安な気持ち”、あなたの「心の弱さ」ではなく
体の冷えが原因かもしれません。
私たちの祖先は、かつて氷河期を生き抜いてきました。
寒さは命の危機と直結していたため、人間の脳には「寒さ=不安」「冷え=危険」と紐づく本能的な記憶がインプットされています。
このため、体温が下がると不安になりやすく、集中力ややる気も低下するのです。
私が運営する塾でも、11月ごろになると「やる気が出ない」「不安で集中できない」といった声が急増します。
そんな時におすすめしたいのが、「首まわり」を温めること。
首は太い血管が集まる部位なので、ここを温めると体全体の血流が良くなり、心身ともに落ち着きやすくなります。
マフラーやネックウォーマー、電子レンジで温めるタイプのあずきカイロなどもおすすめです。
特に受験期や定期テストのシーズンは、“勉強の敵は自分自身”ではなく、“冷え”かもしれないという視点を持ってみてください。
環境を少し整えるだけで、驚くほど前向きに学習に向き合えるようになりますよ。



