“できない”の裏側にある声を、聴ける大人でありたい― BesQ・代表仁田楓翔のコラム ―
「つまらない授業」からこそ、学べることがある。
「この先生、説明が下手だなあ…」
「何を言っているのか、よくわからない」
そんなふうに、学校で感じたことはありませんか?
確かに、教え方が合わなかったり、授業が退屈に感じたりすることもあるでしょう。
しかし、そのまま「つまらない」で終わってしまうのは、もったいないのです。
視点を変えてみよう
そんなときに有効なのが、“反面教師”として捉える視点です。
たとえば
「自分が先生だったら、こう説明するのにな」
「ここがわかりづらい理由は何だろう?」
「どうすればもっと興味を持てるようになるかな?」
と考えることで、ただの受け身の時間が、“思考のトレーニングの時間”に変わります。
学びに変える力こそ、真の学力
反面教師を通じて考えることで、
「自分の理解があいまいだった部分」に気づくこともあります。
また、人に説明するつもりで考えると、より深く理解するきっかけにもなります。
つまり、どんな授業でも、学ぼうとする姿勢次第で“学びのチャンス”に変えられるのです。
「つまらない」や「わからない」で終わるか、
「どうすれば伝わるか」「自分ならどうするか」と考えるか。
このちょっとした差が、やがて大きな学力の差、そして人間力の差につながっていくのです。




