勉強のやる気になるきっかけ
学力を伸ばすことができた人の特徴の一つに
「ねばり」があります。
「ねばり」は、日々自分の心としっかりと向き合って、
「納得できないと気持ちが悪い」という感覚を
大切にすることで養われます。
納得できないうちは先へ進まないルールを作ると、
特に数学などの積み上げ型の教科では
得意になるためのコツとなります。
授業を聴いたり活字を追ったりするのは
あくまでも外部からの助けであって、
「納得」は自分の内部でしなくてはなりません。
言い方をかえると、勉強は
誰かに代わりに納得してもらうわけにはいかない
孤独で地道な作業ともいえます。
この孤独さ・地道さに堪えられない人は、
「とりあえず」答なり解き方をおぼえる方法を
とるようになるので要注意です。
小学算数を例に挙げれば、
速さの問題をことごとくハジキの公式で処理する
シーンが思い浮かびます。
速さ・時間・距離の関係の実感がつかめないまま
正解が出てしまい、心からわかった気にはなれず、
自信が育まれない。
正解したことで自信がついたとしても、
ちょっと考えさせる問題だと
途端に対応できなくなる・・・。
そんな時に湧き上がる、「気持ち悪い」感覚を
大切にできるかどうかが学力アップの分岐点であり、
とても大切なポイントです。
私たち学習サポーターでは、
子供たちが抱く「孤独さ・地道さ」を
コーチング指導を通してカバーし、
小手先の解法テクニックではなく、
問題に食らいつき、自ら考えて解けるよう
学習指導を行います。
お子様の性格によっても、間違った勉強法へ
陥りやすい場合がありますので、気になる方は
早めにご相談いただければと存じます。