鉛筆の正しい持ち方
勉強の始め方については、保護者様の関心も高く、よく聞く話ではありますが、
勉強の終わり方については、あまりまとめたものがないので、
ここで大きく2つのパターンでまとめておきます。
1) 自ら進んでやる子には・・・
自主自立の学習姿勢が身についている子なら、
最初に「やる」と決めた内容が終わったところまで
やりきってから終わるのが良いです。
大きな達成感を得て、次の日に勉強するエネルギーを獲得。
「今日もあの感覚を得たい」という思い(エネルギー)が、
「次のやる気」につながります。
注意点は、一気にやり過ぎないこと。
「継続は力なり」という言葉のとおり、勉強には継続が欠かせません。
指導者が与える「適量」な課題が重要です。
2)義務感や、やらされてやっている子には・・・
世の中の8割の子が該当するかと思いますが、本人からすると、
「しょうがないからやっている」「やらないと叱られるからやっている」
という状況なのです。無理して最後までやるのではなく、
「時間で区切る」のが良いです。
時間なら必ず誰でも達成できますし、ゴールが見えていることで
「目標」に向かって意識的に集中力を引き出すことができます。
盛り上がってきたころ、つまり
「途中で区切ったほうが、続きをやりたくなる」
という点も、自主自立の学習姿勢を育むためにも重要です。
結局、勉強の終わり方というのは、
「目標を決めて勉強を始める」
ということです。
ただし、お子様の状況によって、声かけ・指導法が全く異なります。
学習サポートとしては、プロとして益々この点に注意を払っていきます。