ティーチングとコーチング
自分で勉強をする子にしたい!
と思われている保護者様はたくさんおられますが、
一般的には実現の仕方がわからず、イライラされているケースが多いようです。
このイライラが厄介なもので、
『勉強しなさい!』と頭ごなしに怒鳴ってしまうケースが多々見受けられます。
この『勉強しなさい!』が、子供の反発心をますます強くし、
勉強をしない方へ方向づけてしまうから問題です。
『勉強しなさい!』と叱ることは、実は
子供を勉強させないように教育しているようなもの
です。凝り固まったお子様になって、私たちのような学習サポートへ
依頼されても、改善まで時間を要することがあるので、
ぜひ、小学校低学年のうちから注意いただきたいと思っています。
ところで、学習意欲を引き出すには、
勉強することの必要性を子供に感じさせる
ことが何よりも重要です。
そのために、オススメのやり方は「進路についてお子様の考えを聞く」ことです。
中学生だったら、『志望校はどこ?』とか、
『高校はどうするの?』『将来はどんな事をやりたい?』と聞くことです。
お子様もそれなりに考えているものなので、
意外な声を聞けるかもしれません。
そして、ここでも注意点があります。
『あなたの今の成績で行けるわけないでしょ』とった、
否定するようなことを絶対に言わないことです。
自分の考えを否定されたら、その時点でお子様は心を閉ざしてしまいます。
やる気を引き出す突破口がふさがれてしまいますので、
確実に注意していただきたい点です。
次に、お子様の考えるプランを実現するために、
どうすればいいのかを話し合うことが非常に重要です。
建設的に『●●高校だと、もう少し成績をあげないとね。勉強はどうする?』
といった感じで、少しずつ具体的に現実との結びつきを見出します。
お子様に考えさせるように仕向けていくことで、だんだんお子様の中で
『勉強しなくてはいけない』という気持ちが明確になってきます。
これが「やる気」につながっていきます。
泰成ゼミナールで実施する学習サポートは、コーチングという手法を用いますが、
実はご家庭でも実施できる内容があります。
お子様のやる気アップということであれば、
ぜひ、今回の内容を実施されればと思います。
お子様のやる気をアップさせましょう!
子どもの可能性は未来に大きく広がっています \(^ ^)/