完成形を見たことのない大工
皆さま こんにちは。太田です。
白い壁 漆喰は、明るく爽やかでどこか涼しげな表情をしている。
左官職人が金鏝(かねごて)で、あらゆる形状に仕上げていくさまは、実にユニークだがどこかピンと張りつめた緊張感がある。
まるで、荒野を雪原に切り返すかの如くの凛々しさが漂っている。
腕一本、金鏝一丁で仕上げた一面には、人のぬくもりを感じさせる微妙な揺らぎが存在する。これが1/f揺らぎで手造りの証。
満点から降り注ぐ日の光を、揺らぎがしっかりと受け止め、なにごとかを語りかけているかのように今日も揺らめいている。
モノづくり大好き人間の僕には、そう見える(^^)