ランサムウェアの脅威、フィッシングメールにも気を付けよう
皆さんこんにちは。
今回は、地味で目立たないものではあるけれど、重要な取組について書いてみます。
壊れて役目を終えたパソコンの、ハードディスクの処理や処分等はどうされていますか?
当然のことながら、使い終わったままの状態でパソコンを手放せば、社内の機密情報や個人情報の漏洩に繋がります。
理想的とされるのは、専用の機器などでデータを完全消去し、その後、物理的に記憶ディスクの破壊を行うことで、データ漏洩は防止できます。
また、データの完全消去には、米国国防総省DoD規格準拠方式で消去することで、データの解読や抽出は困難になります。
こうすることで再利用が不可となり、データ漏洩も防止できます。
また、パソコンを譲渡するような場合は、次のような選択肢があります。
1.OSのリカバリーを行い、メーカー出荷状態に戻す。
2.先のDoD規格準拠方式でデータを完全に消去する。
3.ハードディスク等の記憶媒体を取り外し、ご自分で保管する。
などがあります。
絶対にやってはいけないのは、単純に全ての保存ファイルを削除しただけ・・・
この方法では実データ領域が残った状態のため、ディスクの内容を完全に消去したことにはならず、保存領域の復元などによってデータが復元される可能性があり、データ漏洩に繋がってしまいます。
当社では、20年以上前から次のようなサービスも行っておりますので、もし、お困りの方がいらしたら、お気軽に私にご相談ください。
・ハードディスクデータ完全消去
・ハードディスク破壊
・ハードディスク破壊証明書発行
・PC内部清掃
・パソコン処分
このようなコラムが、少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。