Microsoft Teamsなどの障害確認方法
「日々の業務を改善し、効率を上げよう!」
と言われても、慣習やら日常の業務フローもあるし、一体何をどう改善したら良いのか分からない…
このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ニュースで流れる「日本の労働生産性が先進国最下位」だとしても、
「へぇー、そうなんだ。」
と、次の日には忘れてしまいがちです。
「国が民間企業の労働生産性を上げて税収を得たいだけなら、正直そこまで協力しなくても…」
と内心で思ったとしても、決して不思議ではありません。
そもそも何故効率を上げる必要があり、それは誰のためか?
それは一部の業種や業態を除き、「効率が悪いところは淘汰されていく」という歴史的な事実があるゆえ、取り組むべき大きな課題だからです。
こうなった背景には、グローバル化やインターネットの急速な普及により、世の中のスピードが加速したことが大きな要因ですが、現時点では、その流れが逆回転することは期待できないことから、もう昔のスピードには戻らないと認識せざるを得ないことでもあります。
例えば一昔前であれば、一度成功を収めたビジネスは、10年~30年の生存期間がありました。
しかし現在では、3年程度しか持たないと言われており、企業や事業の生存率が短くなっています。
今後は更にA.Iなどのテクノロジーの進化により、このスピードが益々加速する可能性を秘めています。
特に経営に携わる方々は、このような危機感をもって取り組まれていることと思われますが、従業員やスタッフの方も勤め先の将来については、自分の生活に直結することですので、決して他人事ではないと認識すべきことです。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回のコラムでは、PCの操作時に分かりきった単純作業は改善できる可能性があるかも?というものです。
もし、単純作業をプログラムによって代替できれば、人員をもっと重要な業務に専念してもらい、結果的に生産性と効率の向上が期待できます。
主な選択肢と特徴について
これを実現するには、いくつかの方法がありますが、それぞれメリット・デメリットもありますので、簡単に特徴などを紹介します。
・マクロ
エクセルなどで、覚えさせた動作を実行させるのに向いています。
例えば、データ集計や表作成などの作業を自動化させたりできますが、これらの開発を行ってくれる業者が今は少ないと思いますので、書籍などで独学される方向きかもしれません。
・RPA
マクロの進化版ともいえ、他のアプリケーションと連携できるのが最大の利点です。
例えば、ブラウザやメールソフト、エクセルなどのアプリケーション間を行き来出来るので、これまで人が操作していた単純作業をRPAが肩代わりできます。
アプリケーションのプラットフォーム自体はいくつかありますが、業務で行っている動作をRPAに落とし込むための設計と検証を行うのに、相応の期間は必要です。
なお、個人利用に限り無料で利用出来るものもあります。
一般的な費用面では、導入費用や年間数十万円から数百万円のランニングコストなどとなっています。
・アプリケーションの開発
業務に適したアプリケーションを開発することで、煩雑だった作業が自動化され、人への負担を軽減します。
開発期間や費用については、作業内容など盛り込むボリュームにより変わりますが、開発期間は一般的には数ヵ月必要で、費用は数百万円は必要です。
・A.I
A.Iは業務を優秀にこなせる存在ですが、業務に応じた仕様にするための開発期間と検証期間、そして開発者不足などから、費用面ではどうしても高額になりがちです。
お困りのことがあれば、私にご相談ください。
このようなコラムが、少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。