納骨を行う時、お墓の管理者へ知らせるべき?
◆本山納骨とは
本山納骨とは古くから行われている納骨方法です。
もともと西日本では各宗派の本山に遺骨を分骨して納める習慣がありました。
宗祖ゆかりの地の納骨堂・永代供養墓にお骨が合祀されます。
◆特徴
・ 宗派の本山で安心感が高い
一番の特徴は宗派の本山で供養をしてもらえるという安心感があることです。
供養の面だけではなく、寺院の今後の運営に対しても一番の信頼がおける場所であることは間違いありません。
・宗派は問わないことが多い
信徒であることが条件であるお寺もありますが、ほとんどのお寺では、申し込みがあれば
その意志を尊重し、事実上宗派は問わないようです。
また、ほとんどのケースで戒名なども不要だそうです。
・ 納骨費用が安い
本山納骨は、お寺の社会救済機能の一つであると考えられ、費用的には非常に抑えられています。
本山納骨は基本的に合祀型です。
宗派や条件によって異なりますが、一般的に2万円 ~ 10万円で、基本的に年間管理料や寄付など
必要無い場合が多いです。
◆本山納骨が出来るお寺
・ 真言宗総本山金剛峯寺
・ 天台宗総本山比叡山延暦寺
・ 浄土宗総本山知恩院
・ 浄土真宗大谷派総本山大谷祖廟 ( 東本願寺 )
・ 浄土真宗本願寺派総本山本廟 ( 西本願寺 )
・ 日蓮宗総本山久遠寺
・ 曹洞宗総本山永平寺
・ 和宗総本山四天王寺
家族葬のお世話をさせて頂いた方からのお葬式後の相談で多いのがお墓に関する事です。
お骨の供養の方法が定まらない方が非常に多いと実感しています。
これから少しの間、お骨の供養について考えていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。
家族葬専門・セレモニー心 岡 正伸