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増子博昭

金融知識を生かして家計診断も請け負う不動産コンサルタント

増子博昭(ますこひろあき) / 不動産コンサルタント

MC住宅情報センター

コラム

住宅ローンを組むなら生命保険を見直すべき。

2019年11月1日

テーマ:住宅ローン

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 住宅ローン 借り換え住宅ローン 固定金利住宅ローン 審査

こんにちは。増子です。

今日から11月です。

令和元年もあと2ヶ月で終わりです。

今日は11月にしては暑くなるようです。

この季節は寒暖の差が大きくなるので、体調管理には気をつけたいところです。

さて、本日は住宅ローンと生命保険との関連性に関して解説していきます。





住宅ローンを組むときは、生命保険を見直すチャンス。


現在、日本における生命保険の加入率は8割を超えています。

最近ではインターネット等で簡単に加入できる保険が増えてきたため、より生命保険を身近に感じることもあるかと思います。

それでも多くの方は、親戚や知り合いに保険の外交員の方がいて、内容もよくわからずお任せしているようです。

故に、自ら見直すことはほとんど無く、現状にあってない生命保険に加入し続けているといったことにもなっています。

結婚や出産などは保険を見直すタイミングとしては一般的ですが、住宅ローンを組む際も見直すタイミングとしては重要です。

それは団信に加入することになるからです。

団信も生命保険。加入済みの生命保険と保障が重なる。


住宅ローンを組むときに加入する団信ですが、正式名称は団体信用生命保険といいます。

住宅ローンを組んでいる方が返済中に亡くなった場合、保険で債権を抹消し、残された家族は住宅ローンの返済義務を負わなくてよくなります。

住宅を購入する以前に生命保険に加入した方は、本人死亡後に残された家族が生活していく必要費用として、住居費(家賃)・生活費(食費や光熱費等)・教育費等を合計した金額から、遺族年金などの死亡後の収入や現在の貯蓄額を差し引いた「必要保障額」を算出し、「必要保障額」に基づいた保険金の保険に加入している方が多いです。

そして、住宅ローンを組むことにより、団信で住居費の保障はカバーできてしまうため、加入済みの生命保険の住居費保障は不要となります。

このタイミングで生命保険を見直せば、住居費の分だけ保険金を削減する事が出来ます。

加入している保険の種類や内容によって異なりますが、保険金を減額すれば、毎月支払う保険料を減らすことができます。

また、死亡保障を減らす際、新規に新しい保険に加入する方法もあります。

最近は、保険料の安いインターネット専用の保険もあるため、今まで加入していた保険を解約して、新しい保険に入りなおすことで、毎月の支払保険料を安くできる可能性があります。

支払保険料が安くなった分で生活にゆとりを持たせることや貯蓄をすることはもちろん、住宅ローン返済に充当することにすれば、希望条件よりもワンランク上の住宅を購入することができるかもしれません。

このように、住宅ローンを組むタイミングで生命保険を見直すと、支払保険料を削減できる可能性があるため、生命保険に加入している方は見直す事をお勧めしたいです。

この記事を書いたプロ

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