デメリットから検証する。暮らすなら購入と賃貸、どっちがお得?
こんにちは。増子です。
今回は前回の続きです。
前回は不動産売買契約の契約までの流れについて説明しましたが、今回は契約から引渡までの流れについて説明させていただきます。
住宅ローンの本申込み。
売買契約が完了したら、すみやかに必要書類を揃えて住宅ローンの本審査を申し込みます。
必要書類は金融機関やお客様の内容ごとに異なってきます。
不動産会社が手続きを代行できる銀行もありますが、原則は銀行に出向いて行員の面前でしか申込みできない銀行(地方銀行や信用金庫は多い)が多いため、不動産会社と日程をよく打ち合わせしておきましょう。
また、ネット銀行で住宅ローンを組む場合、ご自身で必要書類を郵送もしくは金融機関のサイトにアップロードする必要があるため、ここで書類の不備があったりして手間取ってしまうと、引渡までの期間が大幅に遅れてしまうことになるため、注意が必要です。
物件内覧会(立会い検査)
新築物件の場合ですが、住宅ローンの正式承認がおりた後、売主・不動産会社立ち会いのもと、物件の最終確認を行います。
建物のキズ・不備や施工不良がないかを確認しましょう。
前提として、不備や施工不良等に関しては、売主側で建物完成前に確認はしていますが、住む方の目線と作り手の目線ではどうしても異なってくるため、三者立ち会いの下での確認作業が必要になります。
問題が見つかった箇所は指摘し、引渡しまでに売主に是正してもらいます。
中古物件の場合でも、売主が業者の場合には、通常、立会いは行います。
また、売主が個人の方の場合でも、後のトラブルを避けるためにも物件の立会いは行った方が良いでしょう。
引渡し。
物件の残金(手付金を除く)と諸費用等を支払います。
住宅ローンで借りた資金を支払うことになりますが、銀行でその手続きを行います。
登記の手続きも同時に行いますので、司法書士が同席します。
残金の支払いが確認されると、鍵の引渡しとなります。
まとめ。
いかがでしたでしょうか。
2回にわたって不動産購入の流れを書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。
契約から引渡しまではかなり慌ただしくなります。
住宅ローンを利用する場合、契約から引渡までの期間は短くて3週間、長くても1ヶ月程度です。
契約時に引渡しまでの段取りと日程を決めるなどし、余裕のある行程を心掛けたほうが良いです。