made in japan 日本の住宅を考える。
建築計画のお客様宅に訪問して、建物のイメージづくりのお話を
する予定が、人生相談のお話になる時があります。
司法書士、弁護士、ファイナンシャルプランナーという立場に
似た状況になっていきます。
当然そこまでの業務には、専門家の知識も要求されてくるので
ネットワークを利用して、専門の先生をご紹介し、その都度
的確な判断を行なって、問題解決に臨んでいます。
住宅計画は、人生設計を図面化し、住まいを築き上げる事。
当たり前の事ですが、いきなりのスタートは、ウォーミングアップの
無いランナーがフルマラソンにチャレンジするようなものです。
まず、考えを伺います。
目指す目標をしっかりと把握していきます。
建物は、大きな買い物です。
100円200円の買い物と違い、失敗の許されない買い物です。
時として、スタートをしたところ、いろいろ問題に直面する
場合が、結構あります。
信じられない事が発生していることも経験することがあります。
税金を滞納していて、役所から差し押さえられていたと信じられない
現実を理解していなかった事にも直面しました。
相続手続きが、全くなされておらず、今は亡き故人の名義だったり
代が移り変わってる時は、手続きが厄介な事など、建物をスタート
する前に、法務手続きをしなくては、着手出来ないなど
いろんな場面に直面することが結構あるんです。
今回コラムニストとして、ご提案したいことがあります。
法務局でご自宅の土地・建物の登記簿謄本を取ってみてください。
知らなかった情報がいっぱい記載されている事があります。
無いはずの建物が、登記簿に残っていたり、支払いが完済している
住宅ローンの抵当権がまだついていたり、登記簿謄本は、個人資産の
評価に値する通信簿的存在です。
今はないと思いますが、表示登記された建物に、固定資産税課税され
払わなくてもよい、税金を払っていたなどという、笑えない話もあった
時代がありました。
いろんな事が見えてくるはずです。
ファイルして重要書類として保存しておきましょう。
法務局で、ご自宅の土地・建物登記簿謄本を取ったことあるでしょうか。
お近くの法務局で、誰でも簡単に、取る事が出来ます。
1通1500円はかかりますが、取ってみてください。
新しい発見があります。
専門用語がいっぱいで、解らない事もあると思います。
あきらめず、やってみましょう。
意外と見えてくるものです。
難しい事は、専門家に問い合わせてみるのも良いと思います。
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