ワンルームマンションがなかなか売れない!その原因と解決策
不動産売却の前に知っておきたい
資産価値の高い物件とは
不動産売却に取り掛かる際、まず不動産会社に査定を依頼します。しかし実際に査定を依頼する前に、手持ちの不動産の大体の価値を知っておきたいという方は多いのではないでしょうか。
今回は、不動産の資産価値の傾向を解説します。
土地と建物の資産価値の違い
まず、戸建てやマンションといった建物と土地の資産価値の違いを知っておきましょう。
建物の資産価値は、築年数によって変わってきます。
戸建ては、一般的には築10年を越えると資産価値は購入時の5割程度まで減少するといわれ、築15年を経過するとさらに2割程度まで落ち込むケースがほとんどです。築20年を越えると、建物としての資産価値はほぼゼロになります。
マンションの場合、築10年以内は「築浅」として扱われます。しかしこの築1年~10年目までが一番資産価値の減少が多い時期です。築11年目以降は価格の下落は穏やかになるといわれています。
一方で土地の場合、建物のような法定耐用年数がありません。そのため資産価値は立地や日当たり、利便性といった住み心地に応じて変わってきます。
土地活用にどれだけ付加価値をつけられるかという点が、土地の資産価値を上げる上で大切になります。
資産価値が高い不動産
一般的に資産価値の高い不動産として、以下が挙げられます。
・人気エリアにある土地、建物
・駅近物件
・住環境が良い土地、建物
・防災性の高い物件
・大規模開発が決定したエリアの土地
人気エリアにある建物は、築30年以上経っていても資産価値が高い傾向にあります。
資産価値が低い不動産
一般的に資産価値が低いといわれる不動産として、以下が挙げられます。
・個性的な間取りの建物
・需要が低いエリアの土地
・過疎化が進んでいるエリアの土地
・管理状況が悪い戸建て、マンション
・防災性の低い物件
上記にくわえて、競合物件が多いエリアは価格が下がりがちになります。
今回ご紹介した内容はあくまでも傾向であり、すべての不動産がこれに当てはまるとは限りません。査定や売却を担当する不動産会社によっても、価格は変わってきます。
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