第8話(最終回):プロポーズから「成婚退会」までのリアルな流れ

初デートが決まったとき、こんなことを考えたことはありませんか。
「何を話せばいいんだろう」「沈黙になったらどうしよう」「つまらない人だと思われたら…」
婚活でのデートは、普通の恋愛以上にプレッシャーを感じやすいものです。お互いに「結婚を意識している」という前提がある分、どこかソワソワして、気づいたら「うまく話さなければ」と肩に力が入ってしまう。
でも、ちょっと待ってください。
初デートで本当に大切なことは、「うまく話すこと」ではありません。仲人として多くのカップルを見てきた立場からお伝えすると、初デートには明確な目的がひとつあります。
それは、2回目のデートにつなげること、ただそれだけです。
初デートの目的は「2回目を取り付けること」
完璧な会話をしなくていいんです。初デートは、ゴールではなくスタートです。
「この人ともっと話してみたいな」「また会いたいな」と思ってもらえれば、初デートは大成功です。逆に言えば、すべてをこの一回で決めようとしなくていい。
そう考えると、少し気持ちが楽になりませんか。
では、2回目につなげるためにどうすればいいか。答えはシンプルで、「相手のことをよく知ること」です。初デートは自分をアピールする場ではなく、相手の情報を集める場と捉えてみてください。
相手の好きなもの、休日の過ごし方、興味のあること。こういった情報が、次のデートの誘い方や、2回目以降の会話のヒントになります。情報収集と聞くと少し冷たい印象を受けるかもしれませんが、要するに「相手に興味を持って、たくさん話を聞く」ということです。
仲人が教える、会話の基本の流れ
相手にたくさん話してもらうために、ぜひ意識してほしい会話の流れがあります。
質問する → 相手が答える → 同調する → 自分の話をする → 相手の答えをさらに深掘りする
文字にするとシンプルですが、これを意識するだけで会話のテンポがぐっと変わります。
たとえば、こんなイメージです。
「休日はどんなふうに過ごすことが多いですか?」と質問する。相手が「最近はカフェ巡りをしていることが多いですね」と答える。「いいですね、わかります。のんびりできますよね」と同調する。「私も好きなカフェがいくつかあって、よく行きます」と自分の話を少し入れる。そして「カフェはどんなお店が好きですか?こだわりとかあるんですか?」とさらに深掘りする。
このように会話を展開すると、相手の話す量が自然に多くなります。でも、途中で自分の話も少し入れているので、相手からすると「一方的にしゃべらされている」という感覚にならない。これが大事なポイントです。
なぜ相手に多く話してもらうことが大切かというと、人は「聞くより話すほうが楽しい」と感じやすいからです。
聞き上手な人と話すと、なぜか「楽しかった」「また会いたい」と思う。その理由のひとつがここにあります。自分がたくさん話せた時間は、居心地よく感じるものなのです。
食べ物の話を「次のデート」への布石にする
会話の話題として特におすすめしたいのが、食べ物の話です。
「どんな料理が好きですか?」「最近おいしかったお店はありますか?」こういった質問は答えやすく、会話が広がりやすい。出身地の話や、休日の過ごし方にも自然につながっていきます。
そして食べ物の話には、もうひとつ大きなメリットがあります。
相手が「最近、イタリアンにはまっていて」と言ったとき、「じゃあ今度、一緒に行きませんか。おいしいお店を知っているので」と自然に次のデートに誘えるのです。
話題として使いやすいだけでなく、2回目のデートへの橋渡しにもなる。食べ物の話は、そういう意味でとても使い勝手のいいテーマです。
避けたほうがいい話題
会話を楽しく続けるために、初デートで避けてほしい話題もあります。
まず、元交際相手の話。「昔付き合っていた人が…」という話は、相手にとって聞いていて心地よいものではありません。無意識に出てしまうこともあるので、意識して話題から外してください。
次に、お金や年収の話。婚活では気になるポイントではありますが、初対面に近い段階でこの話題を掘り下げると、相手は値踏みされているように感じてしまうことがあります。
そして、結婚の条件を詰めすぎること。「子どもは何人ほしいですか」「結婚後は共働きを考えていますか」といった話は、まだ2回目のデートも決まっていない段階では早すぎます。まずは「この人と話していると楽しい」という感覚を積み上げることが先決です。
まとめ
初デートで大切なのは、完璧な会話ではありません。相手に「また会いたい」と思ってもらえる時間を作ることです。
そのためにできることは、シンプルです。相手に興味を持って、たくさん話を聞く。自分の話も少し混ぜながら、会話のキャッチボールを楽しむ。食べ物の話からさりげなく次のデートへ誘う。
初デートはゴールではなく、関係のスタートです。緊張しすぎず、「この人のことをもっと知りたい」という気持ちを大切に、ぜひ楽しんできてください。
婚活の進め方や、デートに向けた不安など、ひとりで抱え込まずにぜひ相談してください。
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