収支相償の剰余金解消と1号財産(金融資産)の積立について
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トータル支援をさせていただいております税理士法人ケイシーシーの小林です。
3月決算法人様の定期提出書類の提出が終わり、やっとひと段落。
今回から何回かに分けて、定期提出書類(事業報告等に係る提出書類)の
別紙4について簡単に解説いたします。
別紙4の別表については、別表Aであれば(3)⇒(1)、別表Hであれば(2)⇒(1)と
さかのぼって入力されると間違いもなく、自動転記もスムースに進みます。
別紙4 別表A(3)
第二段階・収益事業等の利益から公益目的事業財産への繰入額の計算
この様式は、収益事業等会計を行っている法人様すべてに作成していただきます。
1から順番に、収益事業等会計の額を入力します。
2及び5の経常外収益・経常外費用を忘れないようにしてください。
1から9までの入力が済みますと、10、11の合計額が自動で出てきます。
法人様で計算した他会計振替額と合っているか確認してください。
(稀に四捨五入の関係で、1円のずれが生じることがございます)
実物資産を繰り入れる場合、資産の名称、帳簿価額等を入力します。
実物資産は、公益目的事業に繰り入れますと『公益目的保有財産』となり、
別表C(2)、別表C(3)に転記するようになります。
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