志望校の特色に応じた具体的な受験対策で学力もやる気もアップ！（2/3）

個別に「どう頑張ればいいか」を明確にしてあげる

　坪井さんは、小学校6年生から高校3年生の大学受験まで、一人の生徒さんを7 年間指導したこともあるそうです。そんな成長の過程も見てきた経験から、生徒さんがそれぞれ「どう頑張ればいいか」が分かることで集中して勉強することができ、学力も上がってくると言います。
「単純な表現ですが、例えば受験科目に漢文が入っていなければ漢文の受験対策は必要ないですよね。ところが漠然と受験勉強しようとすると範囲が無限に思えて、焦ったり、立ち止まったり、必要ない事にまで手を出してしまう。本来は、一人ひとりに合った頑張り方が必ずありますから、そこを明確にしてあげたいですね」。

　坪井さんによると、大学・学部ごとに受験の特色があり、受験対策がそれぞれあるとのこと。そして、志望校と学力の開きを具体的にどう埋めるかが生徒さんの「どう頑張ればいいか」に直結しているそうです。また、生徒さんやご家庭の状況に合った志望校の選択の相談にものっています。「家計面で進学に不安をいだいているご家庭、生徒さんには、学費免除の推薦入学や奨学金入試という選択も提案していますので、困ったことがあればなんでも聞いてください」。
　それから、坪井さんが最初に生徒さんによく話すのが「参考書コレクターにならないで」ということだそうです。坪井さんが進める大学受験対策の基本は「一冊やりこみ」です。「目的に合った良質な市販の問題集と過去問を上手に活用できれば、大学受験に必要な知識の大半は身につけることができます！」という言葉には、励まされる生徒さんも大勢いることでしょう。

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