過去問の適切な活用を!
今回は赤本(過去問)の使い方について、
自分の思う所をお話させていただきます。
よく「赤本を繰り返し解いて、問題の傾向を掴もう。」とか、
「実力を知るために今のうちに志望校の赤本を解こう。」
といった話をよく耳にしますが、自分はこの考えには反対です。
『赤本は他の問題集等で実力をつけた後、本番のつもりで解く。』
これが自分の考えで、生徒さんにもこのようにお話します。
志望校の過去問を解くことが重要なのは言うまでもありませんが
あくまで受験本番を想定して解いてこそ、効果がでると考えます。
過去問にも「鮮度」があると思います。
解きたい気持ちは分かりますが、それを我慢して、
実力が備わってきたと思ったときに、その実力を測るために赤本を使う。
それが一番効果的な赤本の使い方だと考えます。
もちろん解いた後の見直しを徹底的に行うことも重要です。
受験生の皆さん、赤本を使うのはもう少し先にして
この夏は他の教材で実力アップを目指してはいかがですか?