人間は不合理だ!
さて、今日はエリア戦略の話です。
例えば、浜松で何かの業種で一番を目指すときに、
どのように攻めれば良いでしょうか?
そんなときに、参考になるのが、
1700年頃の長崎県対馬での話です。
陶山訥庵(すやまとつあん)という人物をご存知でしょうか?
1700年頃の長崎県対馬には人口2万に対して
なんと8万頭ものイノシシが生息していたそうです。
島民は農作物をイノシシに荒らされて
とても困っていました。
島民がいくらヤリや鉄砲で退治しても
春にはイノシシが子供を産み、
秋には大きくなったイノシシが仕返しに来たそう。
島民が困り果てていたときに
郡奉行の陶山訥庵(すやまとつあん)が
あることを行いました。
島の南北を9つの大垣で分け、
さらにその中に内垣をつくり、
イノシシが移動できないようします。
そして北から内垣で囲んだ中のイノシシを
1つずつ全滅させていく、ということを南まで
取り組んだ結果、対馬のイノシシは9年で
全滅しました。
1700年の、しかもイノシシ退治の話ですが
現在の商売にも応用できるところはたくさんあります!
このようなやり方を
「各個撃破主義」
「個別目標達成主義」
と言います。
1つのエリアに集中するということです!
そのエリアの敵を全滅して、圧倒的なシェアを
獲得するやり方です。
わかりやすいのがセブンイレブン。
この続きはまたにします!
どこかの地域で一番を目指すなら
エリア戦略に取り組んでみると良いかもしれません。