FPが食えないと思ったら読んで欲しいFP売上5倍法!
将来の年金支給額を知っておけば、今後の資金計画が容易になります。
その便利ツールとして「ねんきんネット」が良くできています。
ねんきんネットの利用開始方法とマイナポータルとのコネクション、年金支給額を確認したら考えることを順に解説していきます。
安心したセカンドライフを送りたいと思うには、年金をどのくらいもらえるのか?把握して将来の自分の月額支出と比較して足りるのか?足りないのかを理解するところが大切です。ですが、年金定期便では50歳未満の方に関しては、今まで収めた年金保険料のみを考慮して、65歳からもらえる年金額を表示してあるため、少ない額に愕然とされる方もいます。
では、自分で計算するか、専門家に聞くか、年金事務所に行って確認するかなど方法もありますが、手間やお金がかかったりしますよね。そこで、昨年から皆さんも国の施策としてマイナポイントを獲得された方も多いと思います。初めてマイナンバーカードを作られた方も相当数に上ると思います。それを利用できるんです。
ねんきんネットは単独で新規登録してからでないと利用できませんが、マイナポータルを使いマイナポータルからねんきんネットに入れます。
①ICカードリーダライタにマイナンバーカードを挿入(ドライバーはダウンロードしておいてください)ICカードリーダライタを使ってマイナポータルにログインをして、利用者登録を行う。chromeの拡張機能を利用するようにダイアログが出るので、それに従う。
②終了したら、利用者登録すると便利な機能の利用者登録を行う。もっとつながるボタンの中のねんきんネットの利用ボタンを押す。(マイナンバーカードのパスワードが何度か求められるので事前に準備してください)
③ねんきんネットの中で将来の年金額を試算するボタンを押す。その中の詳細な条件で試算に入る。ここで、これからの給与の額など変えられます。また、繰り上げ、繰り下げや何歳まで働くか、在職老齢年金という年金が支給停止になるかどうかも試算できます。40歳の方なら要するに、今までと同じ給与がもらえたら、65歳から年金がいくらもらえるかという金額が分かります。(年金定期便では50歳以降の方しか試算できなかったものがネットで簡単にわかります)
イメージとしたらこんな感じです。
これが分かったら、次はその金額で生活できるかどうか?
65歳以降の生活費が例えば、月に20万円とします。65歳以降の年金額が15万円(月額)という結果なら5万円(年間60万円たりないことになりますね)
95歳まで生きるとすると、60万円×30年=1800万円となります。(老後2000万円足りない問題を意識したわけではありませんが、結構な金額ですね、これに介護での施設入居費用、長生きリスク、病気での医療費など別で計算す必要がありますが、それは専門家と一緒にやるとして、まずは生活費にフォーカスしています)
1800万円は65歳時点で準備しておく必要があります。ということは、40歳から65歳までの月額つみたて金額は1800万円÷25年÷12か月=6万円となります。これは現金を貯めた場合ですから、イデコやつみたてNISAなどで年利4~5%で運用できるものなら、月のつみたて額は3万円~4万円程度で済みそうです。
いかがでしょか?年末年始はコロナ禍でもあり、おうち時間が結構あるという方もいらっしゃると思います。将来の年金支給額からいくらつみたてが必要かを確認してみて、来年からつみたてを実行してみてはいかがでしょうか?きっと今よりも将来が読める分、不安が軽減されると思います。