「ミックスボイス~超ハイトーン発声方法①」
【本日のレッスンカルテ】
人気NO1!!高音域発声のレッスン!
今日はプロ歌手志望のYOUくん(21歳イケメン)のレッスンを報告。
YOUくんの課題は
高音域がでない、もっと楽に出したい
音域が狭い(高音が苦手)。
多くのボーカリストが抱える悩みだよね。
高い声を出したいために、
のどに力を入れて張り上げるように声を出している。
結論から言えば、実はそれは全くの逆効果。
「高音域を発声したい、音域を広げたい、
歌が上手くなりたい、よく通る声になりたい・・・」
さまざまな課題への練習に取り組まれる前に
「声はどうやってつくられているのか?」
という根本的なことを押さえておくことが大切。
ズバリレクチャーすると、
『声の正体は、息』
そして息を声帯で振動させて、
口腔、鼻腔で響いてして初めて「声」と呼ばれるものになる。
音域によって口腔内、鼻腔内で作られた音声が、
首、頭蓋骨、胸部、など体の幾つかの部分にも伝わり
その共鳴も声の質に影響を与えるんだ。
声は口の中や咽喉の空間、
鼻腔の空間が共鳴することでつくられる。
つまり、
『声帯で震わせた音だけでは
まだ声と呼べる音にはなっていない』
とゆー事なんだ。
YOUくんのように力を入れて体をガチガチにしてしまい
必要以上に咽喉を使って
声を一気に吐こうとする
(本人はシャウトだと思っている)
というような動作をしてしまうと、
声を完成させるための喉び力が入り、舌が上がって
首や肩やアゴなどに「力む=固める」という状態を引き起こしてしまい、
その状態が声をミュートしてしまうのだ。
YOUくんだけでなく、高音域が苦手な人の多くは
歌唱時に声が出しづらくなると、
高くなればなるほど、咽喉に力を入れてしまい
高くなればなるほど、舌根を上げてしまい
高くなればなるほど、肩が大きく揺れて
高くなればなるほど、顎が上げってしまう。
この全てが「声という共鳴音」の共鳴振動を止めようとする動きになり、
その悪循環に陥ると最終的には
『高いところが出ない!』となるわけだ。
高音域は音の周波数(音の波の細かさ)が細かく速いから、
少しの力みが驚くほど声を出しづらくするんだ。
では、どうすればいいの?
音域を広げるポイントは単純に
【力まずに声を出す】ということ。
とは言え、そもそも「自分がどの程度、力んでいるのかよく分からない」
という人も多いと思う。YOUくんのその一人。
僕はYOUくんに尋ねた。
「YOUくんも力まずに声を出している場面があるよ。
それはいつでしょう?」
みんなも考えてね。
答えは「普通にしゃべっている」時。
その感覚と歌っているときの感覚が近くなればなるほど
「力まず楽に声を出している」というひとつの目安になるんだよ。
練習の裏技もうひとつ教えた。
【一曲ずっと同じ音量で歌えるようにしてごらん。】
YOUくんだけじゃなく正しい発声が未完成な方の多くは、
『高い音の部分になると声のボリュームが上がる』
という歌い方になっている。
歌のうまさの一つに抑揚がある。
それをコントロールしないとね。
YOUくんは小声でピッチを合わせの高い部分を歌うと
「声が出る、歌える」
本来YOUくんにはその音は出せる能力があるということなんだ。
YOUくんはそのボリュームで曲の最初から最後まで、
大きな声にならないようにずっと同じ音量で(鼻歌っぽく)歌ってみると、
「力まずに声を出す(歌う)」感覚を少しずつ掴んでいってくれた。
レッスンを進めてその力加減に自分の体感も耳も慣れてくれば、
普段「高いなぁ」と思っていた音が 意外と簡単に出せることに気づくはず。
もちろん、この状態はあくまでも正しい発声のための
「ノドを力ませずに声を鳴らす感覚をつかむ」という
ボイストレーニングの最初のステップでしかなく、
人前やBANDで歌うには未完成すぎる状態。
しかし、この感覚を身につけることは、
先々で『楽に力強いハイノート(高音)を発声できるようになる』ための
重要な部分。
何事も段階を踏むことは大切。
この段階の大切さを歌以外のことでたとえるとすれば、
あなたが筋トレを始めたての初心者だったとしよう。
トレーニング初日からいきなり高重量のウエイトを使って
トレーニングするトレーナーがいるかな?
そんなことをケガをさせてしまうのは必至。
まずは、正しいフォームと動かし方を教えて、
低重量のウエイトから日数をかけて少しずつウエイトの負荷を上げ、
少しずつ複合的な動きを加えていく、
という流れにするはず。
ボイストレーニングもそれと全く同じ。
段階を追ってボイストレーニングのメニューを進めていくと、最終的に
【がなることなく力強い高い声が出せる】
ようになるんだ。
だから、まずは音域を広げるための準備として、
いつも歌っている曲を力まずに
「しゃべっている程度(鼻歌レベル)」の音量で歌ってみる。
とにかくサビでハリ上げず、力まずに、
ずっと同じ音量で歌うようにしてみる。
それだけでも出しにくかった音が出しやすくなるんだ。
それが元々YOUくんが出せるはずの音域の幅なんだ。
【今日のテーマ】
「声を絞り出す」というイメージで歌うのではなく、
「声を響かせる」というイメージにフォーカスして
歌うようにすれば、音域はもっと広がる。
僕たちボイストレーナーの重要な役割は、
まさにそのような部分を客観的な目と耳で判断し、
適切な力加減で発声できるように導くことだ。
あなたの身近に信頼できるボイストレーナーがいるなら、
是非『声を出すときの力み』
を取り除くためのエクササイズや診断をしてもらうといいと思うよ。
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