災害から愛犬を守るために
皆様、こんにちは。
ペットリフォームのセラフ榎本です。
普段何気なく出るあくび。
退屈している時や眠たい時に、ふと出てしまうものです。
あくびが出るのは猫も同じで、猫が大きな口を開けてあくびをしている姿は、見ていてどこか和むものを感じます。
しかし猫のあくびをよく観察すると、かなりの頻度であくびをしているのをご存じでしょうか?
確かに猫は1日の大半を寝て過ごしますから、毎回眠たいからあくびをしているのだろうと考えがちですが、実はそれ以外にもあくびの理由があったのです。
そこで今回は、猫のあくびをテーマに、どんな時にあくびをするのか、またそのあくびにはどんな役割があるのかをご紹介します。
●どんな時にあくびをするのか
もちろん、眠い時にあくびが出るのは人間も猫も同じです。
他に見受けられるあくびシーンとして、
・目覚めて起き上がる時
・頭を撫でている時
・激しくおもちゃで遊んでいる時
・飼い主に呼ばれた時
などが挙げられます。
単純にリラックスしている時にあくびをしているようにも見えますし、興奮や緊張している時にもあくびをしているようにも見えます。
実は、猫のあくびは大きく分けると2つのケースがあります
1つは、生理現象によるあくび。そしてもう一つは、心理的な変化によるあくびです。
ここからそれぞれのあくびの役割について、ご紹介します。
●生理現象によるあくびの役割
まず、生理現象によるあくびからご紹介します。
このタイプのあくびは、大きく口を開けると共に、深い呼吸をするのが特徴です。
口を開ける際、顎や顔の筋肉をめいっぱい収縮させて深い呼吸をすることで、脳の血流が増え、脳に刺激を与えると考えられています。
あくびは脳に新鮮な血液を送り込み、刺激を与えて脳を「覚醒」させる役割があるとされています。
また、あくびと同時に手足の伸びをするストレッチ行動もよく見られます。
猫だけでなく人や犬でも見受けられるこの行動は、自律神経を整え、脳や身体の覚醒をより促す行動と言えます。
他にも一日のリズムの中で、活動性がなくなる寝る前と、起きて活動しようとする時にあくびの頻度が増えると言われています。
また、体内の内分泌ホルモンである男性ホルモンや、脳の下垂体から出るオキシトシン、神経伝達物質のドーパミンやセロトニンの刺激であくびが引き起こされるとも言われています。
これらのオキシトシンやドーパミン、セロトニンは「幸せホルモン」ともいわれ、幸福感や安心感を感じるときに分泌されます。
飼い主が猫をなでたり目が合ったときなどに、猫がリラックスしながらあくびをしている時は、猫が幸福感や安心感を得ているのかもしれません。
●心理的な変化によるあくびの役割
次に、心理的な変化によるあくびの役割についてご紹介します。
猫は生理現象であくびをする以外に、何か嫌なことがあったり、不安なことがあってストレスを感じた場合、また緊張している場合に気持ちを安定させようと別の行動をとることがあります。
これを「転位行動」といい、あくびもその行動のひとつです。毛繕いや爪研ぎも転位行動として見られることがあります。
たとえば、高い所からの着地に失敗した時や眠たかったり触られたくなかったりするのに、無理矢理飼い主に起こされたり触られたりした時、獲物を取り損ねた時、などに、あくびをする事もあるようです。
あくびと共に毛繕いや爪研ぎといった行動も見られる場合はストレスを感じている状況かも知れないので、猫の行動を注意して見てみましょう。
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