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二上昌弘プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

「葬式なんていらない」に思うこと

二上昌弘

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テーマ:終活のこと

皆様、こんにちは。
今日は葬儀のことについて書いていきたいと思います。
葬儀については、私の専門外ですので、もしかしたら少々的外れなことを書いてしまうかもしれませんが、ご容赦下さい。

「葬式を出さない」事が、そんなにかっこいいのか


先日、テレビを見ていたところ、ある役者さんが「自分は葬式なんて出してもらわなくて良い。」と、ご自身の娘さんに伝えているところを目にしました。有名人に限らず、「葬式はいらない」とおっしゃる方のお話を伺うことが以前より増えたように思えます。そして、いつも思うのですが、「葬式はいらない」とおっしゃる方の多くが、何だか妙に誇らしげなのです。あたかも、葬式を出さないと言うことが、因習に縛られない、かっこいいことであるかのように思っているような気がしてならないのです。

もちろん、金銭的、あるいは精神的な負担をご遺族にかけたくない、という人情はあるのだとは思います。しかしそれ以上に、「進歩的である自分」を演出する為に「葬式なんていらない」と、あえて言っている方が多いように思えるのは、私の思い過ごしでしょうか・・・?

言われた子供はどう思うか


親御さんとしては、「子供に迷惑をかけたくない」と思っての発言なのだと思います。しかし、言われた子供の立場から考えると、どうでしょうか?本当に「葬式を出さなくて良いなら、費用の負担も少なくて良いな。」と思うでしょうか?

私ならこう思います。「自分は親にとって、葬式も出せないような頼りない子供だと思われているのか。」「親を悼むための葬式を出すななんて、寂しいことは言わないで欲しい。」これが子供の側の人情ではないでしょうか?

経済的な面やそれ以外のことで、葬式を出そうにも出せない、という状況や環境の方もいらっしゃると思います。そのような方は別として、「(葬式を)出せるのに出さない」という選択は、果たしてそれで良いのか。次回は葬儀の意味というものについて、私なりの解釈を書いていきます。

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二上昌弘
専門家

二上昌弘(葬儀)

株式会社二上家

墓石は、伝えたいメッセージや残したいことを形にするもの。その想いを大切に、品質の高い石選びから、デザイン性に優れたものまで、世界に一つしかない墓石を提供。アフターサービスも充実しています。

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