外壁サイディングを学ぶ7
01より 防水工事の続きです
下地にプライマーを塗布したのちにFRP防水の要 ガラスマットの敷き込み作業に入ります
敷きこんだガラスマットにポリエステル樹脂を含侵させて固い防水層を構築します。
立ち上がり部分まで硬いFRPで一体となった防水層ができるので、簡素化した排水経路と合わせて当分の間問題が起きることはありませんね。
最後にトップコートを塗り、防水面を保護して完成です。
サイディング壁の方は内部の腐食部分を補修して新しく防水シートを張ります
既設の排水管はもう使用しないので埋めています
既存のサイディング材はすでに廃版となっているため、同じ柄は手に入りません。
であればいっそのこと、外壁塗装色と全く異なる色を採用してアクセントをつけた方がよいのでは?
というご提案をさせていただきました。
こちらは新設したベランダからの排水管とオーバーフロー用の排水管です。
既設の位置より少し高い位置となっています。
出隅部分は下の方まで劣化をしていましたので部材交換をしていますが、二階の後付けバルコニーとの絡みがあるため交換できなかった壁面は塗装仕上げとなります。
サイディングを交換した後の仕上がりです。
新品の茶色いサイディング部分は無塗装仕上げ
黄色がかったベージュ色は、遮熱塗料アドグリーンコートで仕上げました
実際には二階のバルコニー脇まで角の出隅部材を交換していますが、茶色がそこだけ下に飛び出ているのはおかしいので、新品部材ですがアドグリーンコートで塗装して色の切り返しのラインを整えています。
そのほかの面で一部サイディングの劣化が生じていました。
こちらはいつもの補修方法で下処理を行い仕上げています。
屋根も遮熱塗装を行い、さいたま市の補助金の申請にぎりぎり間に合わせることができました。
漏水 劣化部の補修を行い、屋根外壁を遮熱仕様に塗り替えて建物をよみがえらせることができてよかったと思います。