外壁サイディングの劣化補修について 003
次にサイディングが劣化した時に工務店さんを呼んだ場合
この程度の状態でも張替を勧められたそうです
確かにこの辺も浮いているので表面は剥離することになるでしょうね
しかし張り替えるほどのレベルではないと私であれば判断します
なぜ業者によって言うことが異なるのかといえば・・・・
サイディングの補修技術は工法として確立しているわけではありませんので、
ある程度のレベルまでは直せるということを知らない方の方が圧倒的に多いのです
だからこそ弊社の補修作業が日経ホームビルダーの記者の目に留まったというわけです
記者さんのお話では取材に行った先々
サイディングメーカー 協会 サイディング施工業者 塗料メーカー どこに行っても驚かれたそうです
また 特集記事についても様々な反響がたくさん そして記事掲載後も長く続いたとのことです
これくらいのレベルになりますと補修は難しく交換になると考えます
固いサイディングも水分を吸ってグニャグニャになるのです
雑誌の表紙にもなった劣化事例ですが
補修後約5年でも塗膜の浮き等は発生していません
もちろん内部への浸水もありません
(表面の凸凹はあえてパテ埋め等をしていません 素地とパテの密着強度の心配があったためです
外からは見えない場所の為塗装材のみで仕上げています )
ある程度の損傷まではサイディング張替や部分交換 カバー工法に多額の費用をかけなくても済む
ということがお判りいただけたのではないでしょうか?
サイディングの部分張替がお勧めできない理由はこちら↓
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