日経ホームビルダー 特集記事について
さて それでは外壁が痛んでいる場合の事業者別の対応を考えてみましょう
サィデイングの補修技術がない塗装店の場合
軽症の表面劣化程度 あれば下地処理をして、シーラーから中塗り上塗りと作業を進めれば大丈夫です。
「手に負えないな」
と感じたらサイディングの部分張替やカバー工法などを進めるかもしれません。
重症の場合はどの業者でも同じ結論になるのでそれでも良いのですが、中程度で補修可能な場合
少しもったいない工法を選択してしまうことになります。
あるいは 黙ってそのまま塗ってしまうか・・・・
このような結果になります。
こちらの塗装はかなりの数の塗装工事をされている有名な会社さんの施工です。
当時のお見積書も拝見いたしましたが、お値段もかなり安い工事費でした。
短期間で4から5人の職人であっという間に仕上げていくそうです。
工事の日程や職人の数、予算も限られているので適正な下地処理ができなかったのではないかと思われます。
塗装工事の難しいところは 「同じ予算でも同じ仕上がりになるとは限らない」 ということです。
相見積もりの際は、材料のグレードや金額だけにとらわれずどのような施工を行うのかよくご確認ください。
何人で どれくらいの工事期間 かが施工品質には重要になってきます。