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コラム
外壁サイディングを学ぶ6
2015年7月14日 公開 / 2015年7月27日更新
コーキングの劣化現象02
絶対厳守の「2面接着」を怠ると コーキング自体の耐久性が落ちてしまうのと
もうひとつ
外壁塗装の際にコーキングの打ち替え作業を行いますが、剥がすので一苦労です
通常2面接着であれば、カッターで左右面切れ目を入れて引っ張ればよいのですが、
目地奥が接着している場合には、剥がしながら引っ張らなければなりません
しかも このようにこびり付いて残るので、ガリガリ削る必要があります
手間で言うと3倍 4倍の作業となりますので、もしDIYでコーキングの補修を
行う場合にはくれぐれもご注意頂きたいと思います
(最近の建物はハットジョイナーのような部材を使っているので大丈夫だとは思いますが 念のため)
さらにこのようなサッシや霧除け屋根の上部は、割り付けがうまくいかなかったサイディング材をコーキングで
付けていたりすることもあるようです。
当然のことながら、サッシ周りは雨漏り注意個所ですし、コーキングの裂け目の下でサッシなどが雨水を受けていると
内部への浸入個所になりやすいですね
(サッシ周りはもともと2面接着ではないので 補修の際も気にする必要はありません)
サイディングの動き 熱変形 コーキングの劣化が重なり合うと写真のような状態になるわけです
この場所はかなりサイディングの浮きが進行してしまっていますが、
御自宅の壁を下から見上げて、サイディングの横の重なり部分が他の場所より黒く・太く
見える個所は、少し「浮き」「ずれ」「熱変形」の症状が出ている可能性があります。
是非チェックしてみてください
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