女性の一人暮らし、注意点は物件選びから。安全ポイントと危険ポイント
女性が一人暮らしをする場合は、万が一に備えて色々と注意しておきたいもの。そんな中でも気になるのが、「一階の部屋は大丈夫なの?」という点ですね。
一階の部屋は上の階などと比べると、防犯上やはり危険であることは間違いありませんので、しっかりその特徴と注意点を理解するようにしましょう。
一階の部屋が危険な理由
一階の部屋が危険と言われている理由は、やはり犯罪に遭いやすい、という点です。
警察のデータでは、特に「駅から近い」「4階建て以下」「管理人がいない」物件では、犯罪に狙われやすい傾向があることが分かっています。
その中でも一階の場合は、道路に面しているため犯罪者にとって侵入しやすく逃げやすい、という特徴があり、マンションなどの集合住宅の場合は、一階部分に隠れる場所も多く、潜伏もしやすいため、特に注意が必要です。
一階の部屋は女性の部屋であるとバレやすい
また、一階の部屋の場合、女性の部屋だということがバレやすい、という特徴があります。
洗濯物やカーテンの色を見れば女性の部屋だと分かりますし、帰宅直後に部屋の明かりが点灯するのを外から見て、女性の部屋が特定されるケースもあります。休日などにカーテンを開けて換気をした際、通行人と目が合い犯罪につながるというケースも。
一階は外から生活感が丸見えになってしまいますので、結果、女性の部屋だとバレてしまう可能性が高いのです。もし、「窓は一度も開けないから大丈夫」と思っていても、一階は湿気が溜まりやすく、喚起をしないと虫が入ってくる可能性も。
そのため、現実的には一度も窓を開けないということは難しいかもしれませんね。
一階の部屋に住んだ場合に気をつけること
もし、やむを得ず一階の部屋に住むことになってしまった場合には、以下の点で日ごろから注意をするようにしましょう。
まずは「洗濯物を外に干さない」ということ。男性物と一緒に干す、ということも言われていますが、その場合でも、女性の物だけが盗まれるケースもありますので、洗濯物は基本的に外に干さないようにすることをお勧めします。
ただし、その部屋には男性が住んでいる、と思わせることは防犯上の効果がありますので、男性の洗濯物だけを干しておくことは有効です。また、外から見えるカーテンは、ノーマルのものを選ぶようにしましょう。部屋側のカーテンだけを女性らしいものにすれば、インテリアにも問題ないはずです。
その他、帰宅時や部屋に入る瞬間などは、怪しい人影がないかなどをチェックし、帰宅途中は、もし何か怪しいと思った場合は、別のルートや明るい道で帰れるようにしておくことも大切です。