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藤堂惠美子プロのご紹介
日本製の紙を使ったデザイン性豊かな紙製ストローで使う楽しさを。SDGsに向かっての展開も（1/3）
長時間使ってもふやけない、インクがにじまない、質の高い紙製ストローを製造・販売
私たちの生活で数多く使われているプラスチック製品。便利な一方で、廃棄による環境汚染が問題となっています。そこで、これまでプラスチックで作られてきた製品を、環境に影響を与えにくい素材に置き換える動きが加速。その一つがストローです。
大阪市東成区にある「ペーパーストロー」は、その名のとおり、紙のストローを製造・販売する会社。代表の藤堂恵美子さんが2019年に創業しました。
「ラインアップは、ベーシックな白無地、ナチュラルなクラフト紙、ストライプ、水玉模様、花柄などバラエティー豊か。遊び心やファッション性のあるデザインを提案しています」と、藤堂さん。
幅が太めのタピオカ用も用意。個包装にも対応し、店名などを入れることも可能です。2021年には、アルコール検知器用の紙製ストローも開発し、実用新案に登録されました。
日本製の紙を使い、品質にこだわっていることから、3～4時間たってもふやけたりインクの色が抜けたりしないとか。「大きなビジネスをしようというよりも、コツコツとお客さまの希望にそったいいものを作っていくことが、当方のスタンス」と話し、東京のカフェからもオファーがあるそうです。
「店のイメージに合わせて黒い紙製ストローを探していたもののいい商品がなく、当社に作れないかと声を掛けてくださったのです。サンプルを納めたところ、大変満足してくださり、ずっと取引を続けています。あるスポーツカーメーカーからも、ショールームでお客さまに出す飲み物に添えたいと定期的に注文をいただいています」
＜次ページへ続く＞
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