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藤堂惠美子プロのご紹介
日本製の紙を使ったデザイン性豊かな紙製ストローで使う楽しさを。SDGsに向かっての展開も(3/3)
各方面から届くさまざまな要望にこたえて、紙製ストローの可能性を広げたい
「一番大変だったのは、材料をそろえることだった」と、藤堂さん。
口に入れるものですから、安全性に十分配慮しなくてはなりません。まずはストローに使用する紙。大手製紙メーカーに問い合わせても既存ではなかったので、交渉して新たに製造を依頼しました。
「印刷に使うインクも日本には見当たりませんでした。食品用の色素なら、安全面をクリアできるのではないかと試作しましたが、ぬれるとインクがにじんでしまうんですね。いろいろと探し回って、海外から調達することに。FDA(米国食品医薬品局)の基準に合致したものを輸入しています。接着剤は日本の食品衛生法をクリアしたものを使用しています」
試行錯誤を経て、初めて紙製ストローが完成した時は、本当にうれしかったと言います。そして今は、顧客から寄せられる要望にこたえていくことが楽しいとか。
「例えば、子ども向けのイベントを主催する方から、50センチの紙ストローを作れないかとご相談がありました。子どもに綿菓子づくりを体験させるためだそうです。そこで、いろんなデザインを取り混ぜてお送りしたら、とても喜んでいただけました。旅館からは、見た目も華やかでエントランスのオブジェに使いたいというお話もありました」
各方面から届く声に、紙製ストローの幅広い可能性に気づくことも多いという藤堂さん。「飲食店だけでなく、個人のお客さまもホームパーティーなどで気軽に取り入れてほしいですね」と笑顔で語ります。
(取材年月:2023年3月)
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