投資のスキルで会社が楽しくなる?!
昨日、AIの進化がものすごく、
誰でもその恩恵を受けれる時代が来たことを
お話しました。
一方、AIが進化しても
おそらくFX投資では稼ぐことはできない
というお話もしました。
今日は
「なぜAIでFX投資は稼げないか?」
についてお話したいと思います。
それはFX会社のビジネス構造に
秘密があります。
実はFXの取引きには
「A-book」と「B-book」
2種類の方法があり、
その違いが今回のお話のポイントになります。
今後、FXで大きな富を得たいと思っている人には
大事なことですので、ぜひ集中して聞いてください。
まず、「A-book」とは何か?
インターバンク市場にトレーダーからの注文が
直接伝えられる公平で透明性のある取引方法です。
A-bookのFX業者は、顧客が注文した際に支払う
「取引手数料」
を収益源としています。
その場合、業者は、
取引手数料をたくさん生み出してくれる方が
儲かるので、
「勝ち続けているトレーダー」
を顧客として欲しがります。
一方、「B-book」とは何か?
顧客と相対取引を行うため、
注文をインターバンク市場へ流さない仕組みです。
この場合、ディーラーの判断で
インターバンク市場と同じ注文を出したり、
他の顧客の注文と相殺したりします。
ときには、顧客から受けた注文を
他の注文と相殺せずに保有し続けるケースもあります。
その場合、顧客の損失がまるまる
FX業者の利益となることがあります。
つまり、B-bookのFX業者は
「顧客の損失」
が収益源となるんです。
だから、
もし、FXのAI投資で
お金を稼ぎ過ぎる人が増えたら・・・
業者が赤字になり、倒産してしまうので
AI投資が禁止になる可能性が十分あるということです。
現在でも、海外のほとんどのFX会社は
このB-bookで、稼ぎ過ぎた人が
口座凍結された例も多くあります。
国内は金融庁がしっかりと目を光らせているので
理不尽なことはあまりできません。
だから、1日の取引数を制限し、
あまり儲けられないように設定されています。
じゃ、これらの問題をどう解決したら良いのか?
それは、やはり、
「A-bookのFX業者を使う」
ことです。
しかし、A-bookとB-bookの業者の見分け方は
非常に難しく、初心者には全くわかりません。
しかも、A-bookの業者の方が少なく、
A-bookと謳っていても、実際はB-bookという
ケースも多く見受けられるそうです。
そんな人に朗報です!
一番わかりやすいA-bookの見分け方があります!
それは、1日もしくは1回の
「取引制限数」
を見ることです。
実はFXの取引は無限にはできません。
必ず数に制限があります。
A-bookはB-bookに比べて、
取引できる数は圧倒的に大きいんです。
だって、B-bookは顧客に儲けられると
赤字になるので
出来るだけ取引してもらいたくないですよね?
それに比べて、
A-bookは多く取引してくれた方が
業者は儲かります。
だから、A-bookの取引制限数は
圧倒的に大きいんですね。
ただ、先ほどお話した通り、
A-bookの業者はほとんどないので
B-bookの多いFX業界では、
AIのFX投資では稼げなくなると
私は予想している訳です。
今回、かなり勇み足で
AIでお金を稼げる世の中になったら?
という前提でお話をしましたが、
現実にはまだなっていません。
この先、近い将来、
AIで稼げるようになる世の中が来たら、
FX業者がどのような判断を下すか?
ぜひ私の話を思い出して、
さらにその先の未来を想像してみて下さい。
最後に、今回のお話は
AI投資で莫大な富を得れるという前提でお話してます。
10万円とか100万円くらいの運用資金では
業者を潰すほどのインパクトはありません。
当面、関係ない人がほとんどだと思いますので
ご安心下さい。
P.S.
A-bookとB-bookの詳細について
AVATRADEの丹羽社長が説明しています。
FXの裏話に興味のある方はぜひ御覧下さい
(12:56頃がおもしろいです)
https://www.youtube.com/watch?v=1qTmQCO7gSo&t=19s