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「頼れる親族がいない時、入院や施設入居、そして亡くなった後のことを誰に相談すればよいのか」。こうした不安は、決して特別なものではありません。2026年、TBSの報道番組「news23」で、身寄りのない高齢者の最期をどう支えるかという特集が放送されました。この特集では、弊社・大阪セレモニーの葬儀の現場と、身元保証サービスを手がける「あかり保証」さんの取り組みが、同じ特集内で続けて紹介されました。今日は、同じ番組で取り上げられたご縁もあり、葬儀社の視点から、あかり保証さんのような身元保証サービスがなぜ必要なのかを整理します。
news23で紹介された二つの現場
番組ではまず、弊社の現場が取り上げられました。弊社では年間約400件、身寄りのない方のお葬式をお手伝いしています。取材当日も、参列者のいないお葬式が2件あり、保冷施設でお預かりしていた方と合わせ、その日は8名全員が身寄りのない高齢者でした。誰が面会に来るか分からなくても、綺麗に納棺し、尊厳を持ってお見送りする。これは私たちが最後まで譲らない部分です。
続いて紹介されたのが、大阪市内の「あかり保証」さんです。弁護士やケアマネジャーの資格を持つ社員が在籍し、身寄りのない高齢者の生前から亡くなった後までを支える民間企業です。番組では、茨木市で一人暮らしをする83歳の男性のもとへ社員の方が訪れ、延命治療の意向確認や金融機関への同行、買い物の付き添いまで行う様子が映されていました。亡くなった後だけでなく、元気なうちから最期までを切れ目なく支えるのが身元保証サービスの役割です。
番組の詳しい内容は、TBS NEWS DIGの記事(TBS NEWS DIGの記事)でも読むことができます。
なぜ今、身元保証が必要とされるのか
日本総研の調査では、3親等内の親族がいない高齢者は2024年時点で286万人、2050年には448万人に上る見通しとされています。将来、高齢者の約9人に1人が身寄りのない状態になる計算です。
葬儀の現場でも、この変化を実感します。施設入居のときの連帯保証人、入院のときの身元引受人、そして亡くなった後の葬儀や納骨。これまで家族が当たり前に担ってきた役割を、頼れる人がいないために誰も引き受けられないケースが増えています。老人ホームの保証人問題については老人ホームの連帯保証人がいない時の解決策でも詳しく整理しました。
- 施設入居時の連帯保証人が見つからない
- 入院時の身元引受人を頼める人がいない
- 亡くなった後の葬儀や納骨を誰も決められない
- 判断力が落ちた後のお金の管理に不安がある
あかり保証のような事業者ができること
あかり保証さんの公式サイト(あかり保証公式サイト)によると、提供されているのは主に三つのサービスです。金額は変わる場合があるため、最新は必ず公式サイトでご確認ください。
- 身元保証サービス(医療機関や介護施設の身元保証人・連帯保証人、費用の支払い保証)
- 死後事務サービス(亡くなった後の葬儀やご遺体の引き取りなど死後の事務を一括)
- 見守り・財産管理サービス(財産の適切な管理)
あかり保証さんは、弁護士・司法書士・看護師・ケアマネジャーといった専門家と連携し、国が定めるガイドラインを遵守してサービスを提供されています。身元保証という分野は新しく、「利用したいがどこに頼めばよいか分からない」という声が多いなかで、法律と医療・介護の専門家がチームで関わる体制は、ご本人にもご家族にも安心材料になります。
制度化は進む。それでも今できる準備は別
2026年6月、改正社会福祉法などが成立し、社会福祉協議会などが身寄りのない高齢者の生活支援や死後の手続きを担う仕組みが法律に位置付けられました。厚生労働省は2028年6月までの開始を目指しています。番組であかり保証の清水代表も、法制化を歓迎しつつ「地方では事業者が足りず、官民の連携が必要」と指摘していました。
ただ、制度ができても、自分の連絡先や葬儀の希望が自動的に残るわけではありません。TBS特集をきっかけに自分の準備を考える観点はテレビで紹介された身寄りのない高齢者の現実にまとめています。制度を待つことと、今できる準備を進めることは別です。
大阪セレモニーがお手伝いできること
弊社は葬儀社ですので、身元保証や財産管理そのものを引き受けることはできません。そこは、あかり保証さんのような専門の事業者や、弁護士・司法書士といった専門職の役割です。私たちがお手伝いできるのは、葬儀の事前相談です。葬儀の形式、費用、安置先、宗教者、連絡先、納骨先の希望を、元気なうちに整理しておく。これだけで、いざというときの周囲の負担は大きく減ります。
おひとりさまの事前相談も増えています。「何が決まっていないか」を確認するだけでも、立派な第一歩です。身元保証は専門事業者へ、葬儀の希望は私たちのような葬儀社へ。役割を分けて、早めに相談先を作っておくことをおすすめします。詳しくは大阪セレモニー公式サイトもご覧ください。
まとめ
- news23で大阪セレモニーとあかり保証が同じ特集で紹介された
- 身寄りのない高齢者は2050年に約9人に1人の見通し
- 身元保証・死後事務・財産管理は専門事業者の役割
- 葬儀の希望整理は葬儀社へ、役割を分けて準備する
- 制度化は進むが今できる準備は別に進める


