社内コミュニケーションと情報共有、教育動画アプリ『WicsS』で組織力を強化を支援しています!

中坊崇嗣

中坊崇嗣

テーマ:組織力強化



社内情報共有アプリ・教育動画アプリとは

社内情報共有アプリ・教育動画アプリとは、組織内で必要な情報をリアルタイムに届け、学びの機会を動画で提供するデジタルプラットフォームです。例えば、経営方針、人事異動、業界動向、マニュアルや手順書などの文書・画像・動画を一元管理し、プッシュ通知やアラート機能を通じて全社員に届ける仕組みを備えています。加えて、階層別研修・課題別研修・目的別研修など、多様な教育動画を組み込むことで、社員は自分のタイミングで学習可能となります。NMR社では、このようなツールを「WicsS」と名付け、「Webinar + Internal Communication + Share + System」の意を込めて設計・展開しています。
この種のアプリは、従来のグループウェアやメール中心の情報共有とは異なり、「受動的に情報を届ける」仕組みを重視しており、社員が情報を探しに行く受動型ではなく、必要な情報が自動的に届く形を重視します。
つまり、社内コミュニケーションと教育の両輪を統合し、組織全体の情報伝達・能力向上を同時に支えるツール群を指すものと理解できます。

社内情報共有アプリ・教育動画アプリの基本的な考え方

このアプリ導入の根底にある考え方は、「情報の抜け漏れを防ぎ、全社員のベクトルと価値観を揃える」ことです。NMR社では、単なるツールではなく、組織の“価値観共有”を促進する仕組みとしてWicsSを位置づけています。
一般的なグループウェアが能動的な利用を前提とするのに対して、このアプリは「プッシュ通知」などで必ず必要情報を受け取れるように設計。これにより「知らなかった」という事態を防ぎ、組織内の情報格差を減らします。
また、教育動画機能を兼ね備えることで、社員はいつでもどこでも学習でき、学び・成長する文化を醸成できます。階層別・目的別・課題別コンテンツを揃え、適した学びを適切に提供することにより、OJTや集合研修だけでなく、個別最適な教育を実現します。
さらに、この考え方には、DX(デジタルトランスフォーメーション)を通じて、従来の紙ベース・メール中心の運用を刷新し、業務効率化・属人性の解消を目指すという意図も含まれています。
要するに、組織が「伝える力」と「学ぶ力」を同時に強化できる土台を提供するのがこのアプリの基本思想です。

社内情報共有アプリ・教育動画アプリの効果

この種のアプリを導入することで、組織には以下のような効果が期待できます。
まず、情報の伝達スピード向上です。紙やメールでのやり取りに比べ、プッシュ通知で瞬時に情報を届けることができ、情報の遅滞や抜け漏れが減ります。NMRの事例では、従来比で伝達に要する時間が約30%短縮されたとの報告もあります。
次に、研修コスト削減と教育効率化。集合研修や講師派遣を減らし、動画配信で必要な学習を提供できるため、教育にかかる時間・コストを抑制できます。
また、業務標準化と属人化防止。マニュアルや手順動画を社員全体で共有することで、作業手順が統一され、担当者依存の業務が減ります。
さらに、社員の定着率向上・モチベーションアップです。放置されがちな新人育成も動画でサポートでき、「学ぶ機会がある」こと自体が離職抑止や働きがい向上につながります。
最後に、組織力強化・価値観共有の促進。社員全員が同じ情報・価値観を共有できることで、意思統一が容易になり、チームとしての一体感が高まります。
以上のような効果が重なり合うことで、単なる情報ツールを超えて、組織の“力の強化”に資する基盤となります。

社内情報共有アプリ・教育動画アプリの必要性

なぜ今、社内情報共有アプリ・教育動画アプリが必要なのか。その背景には、企業を取り巻く環境変化と組織運営上の課題があります。
まず、リモートワークや分散拠点化の進展。コロナ禍を契機に、社員がオフィスに集まらず働くスタイルが定着してきました。このような環境では、従来の紙・メール中心の情報伝達では情報伝達が遅延しやすく、コミュニケーションが希薄化します。
次に、情報量・情報更新ペースの加速。業界動向・制度改正・技術変化など、情報更新のスピードが速くなっており、適時・的確な情報共有が求められます。これを従来の手段で追いかけるのは非効率です。
また、属人性のリスク増大。ベテランに依存した業務やノウハウがある組織では、後継者育成や異動・退職リスクが常に存在します。そのリスクを軽減するには、知識とノウハウを可視化・共有する仕組みが不可欠です。
さらに、人材育成・定着の重要性の高まり。人手確保が難しい中、社員一人ひとりの成長と定着は企業競争力の源泉です。「学び続けられる環境」を提供することが、採用力・定着力の差別化要因となってきています。
最後に、DX/業務効率化の時代要請。紙やメール中心の旧態依然とした運営体制は、生産性やレスポンス力に限界を抱えています。社内共有と教育をIT化・自動化することは、競争力維持・強化の必須条件と言えます。
こうした状況を踏まえると、社内情報共有アプリ・教育動画アプリは、もはや“あったらいいもの”ではなく、企業が持続的に成長・組織力を維持するための必須インフラとなりつつあるのです。

社内情報共有アプリ・教育動画アプリを提供する主要なメリット

・伝達ミス・抜け漏れの防止
各部署・拠点に重要情報を確実に届ける仕組み(プッシュ通知や閲覧状況トラッキングなど)により、情報が社員に行き渡らずに“知られていなかった”という事態を防止できます。

・業務効率向上とコスト削減
マニュアルや手順動画をすぐ参照できるようにすることで、質問・確認にかかる時間を削減できます。また、集合研修や講師派遣コストを削減でき、教育運営コストも低く抑えられます。

・知識・ノウハウの形式知化
個人に蓄積されたノウハウを動画・文書化して共有することで、属人化を抑制。異動・退職時のリスクを軽減し、組織の知識資産を守ることができます。

・社員成長とモチベーション向上
社員が自己啓発や学びの機会を手軽に得られることで、成長実感や所属意識が高まり、離職抑止・定着促進に寄与します。

・組織文化・価値観の統一
経営方針、理念、行動指針などを全社に届け、価値観の浸透を図ることで、ベクトルを揃えた組織運営を可能にします。これにより意思決定の整合性やチームワーク力が強化されます

・競争力強化と差別化
DX推進を背景に、こうした内製プラットフォームを持つことは、競合との差別化要因になります。情報を迅速に扱い、学びを継続できる組織は、変化への対応力・スピードで有利になれます。

・効果測定と改善のサイクル構築
ログデータ(閲覧数、視聴時間、受講履歴など)を分析することで、どの情報が活用されているか、どこに課題があるかを把握でき、改善のPDCAを回す仕組みを持てます。

社内コミュニケーションと情報共有、教育動画アプリ『WicsS』で組織力を強化を支援するWicsSの詳細については、こちらもご覧ください。
https://nmr-inc.jp/soshikiryoku/post-2153.html

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

中坊崇嗣
専門家

中坊崇嗣(経営コンサルタント)

株式会社NMR流通総研

経営者の「右腕」的立場で、組織活性化・経営支援・マーケティングの3本柱でコンサルティングを提供。小売経営や事業承継など実体験をもとに、現場を深く理解して施策を提案。企業の強みを生かし、成果を導きます。

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

経営者の「右腕」として企業の活性化を支えるコンサルタント

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ大阪
  3. 大阪のビジネス
  4. 大阪の経営コンサルティング
  5. 中坊崇嗣
  6. コラム一覧
  7. 社内コミュニケーションと情報共有、教育動画アプリ『WicsS』で組織力を強化を支援しています!

中坊崇嗣プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼