父との思い出を探る『焼き鳥』のある伏見稲荷大社へ

高田治郎

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テーマ:街歩き

2月13日(水)京阪電車に乗って伏見稲荷大社に参拝した。




子供の頃、正月になると父に連れられて参拝したことがあったが

寡黙な父は一言もしゃべらず黙々と歩くだけだった。

今から50~60年前の話だが飴玉一つ買って貰えなかった神社の参拝は

楽しくなく今でも覚えている。

だから大人になって一度自力で行きたかったのかなぁ~

あの思い出の風景を確認したかったのかもしれない。



京阪電車の走り方にはスリルがある。陸橋や家々の軒先をすれすれに駆け抜ける。

「家の中を見られても平気なの?」と心配した。

普通列車の出町柳行きに乗車して各駅をメモって行くと枚方市駅からちょうど10個目で稲荷大社に着いた。

昔と変わっていたのは

駅の向かい側のホームに、いなり寿司の売り場が出来ていた。


「伏見稲荷 千本いなり」と称するお店

メニューのバリエーションが豊富で



椎茸・干瓢いなり

わさび・いなり

蓮根と青山椒いなり

鯖おぼろ・生姜いなり

牛肉時雨煮いなり

干瓢・金ゴマいなり

など三角の尖った所にいなりずしの特徴を覗かせて食欲を誘っていたので

是非お土産に買いたいと思った。

幼き頃は焼き鳥(雀)の店が沢山あって匂いが凄かったが

とても簡単には買ってもらえないものだった。

そこが大人になっての自分の確認したい大きなポイントだった。

今現在は「雀」と「うずら」の店が2~3軒出店していた。

『「雀」と「うずら」はまだ売ってるんだ!』



店主に断りを言って焼き鳥の雀とうずらの写真を撮らせてもらった。

そんなに高価なものではなかったが今でも簡単には売れていなかった。

和服の外人さんが鳥居をくぐって写真撮影をする姿が多かった。

門前のお箸のお店が流行っていたのは外人さんのお土産に喜ばれるからだろうか?

参拝を済ませ御朱印を頂き茶店をぐるぐる廻って満足して帰った。



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高田治郎
専門家

高田治郎(石材販売・霊園開発)

株式会社 京石

これからの寺院経営をサポートする、永代供養墓、永代納骨の設計施工、墓地改葬工事、無縁整理等のリニューアルプランの設計施工から、お客様のニーズに合わせたお墓選びをサポートいたします。

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