高槻市 梶原 一乗寺西墓苑誕生
仕事がらいろいろな墓地に行きますが目に留まるのがお地蔵様です。
舟型地蔵様だけでなく思い思いのお地蔵様を目にします。
あどけない表情だと暫く眺めていることが有ります。
先日、目に止まったお地蔵様は小さいのに錫杖と宝珠を持っておられました。
「わぁ~凄い!」いっぱい持っておられるなぁ~と立ち止まってしまいました。
建立者の思いが伝わリました。
「お地蔵様を作って」と言われたら何時ものことですが・・・・お客様のご希望を最高な形で作りたいと願います。
お地蔵様の持ち物って他に何が有るのだろうとちょっと気になりませんか?
私の知るところでは
蓮華・錫杖・香炉・数珠・宝珠なんですが・・・・・まだまだ有るかもしれませんね。
宝珠は霊験を表すとされています。
錫杖は僧侶や修験者の持つ(鐶)のついた杖(つえ)で
塔婆をかたどった金属製の頭部には数個の鐶があり、振ったり、地を突いたり音を発します。
その輪がぶつかり合う音色は虫獣や悪霊を退け 読経の調子にも用いられます。
振るとシャクシャクと言う音がすることから錫杖の語源となったと言われています。
お地蔵様は 阿弥陀様よりも身近で人々の願いをかなえ、こども好きの慈悲深い菩薩様です。