お墓と相続税
昨日は高槻市塚脇に有る 「妙力寺」様 に伺いました。
妙力寺様は 「永代供養の仏壇納骨壇」 が人気で日々見学者が耐えません。
ご希望者の状況に合わせた納骨壇が有り合祀納骨も旧本堂の中央部分に納めて頂けます。
ご住職様の心遣いと寺院聖域に漂う穏やかさが見学者を癒やしてくれます。
他にも境内の中には様々な光景が有り緑の竹藪や自然の中で興味をそそられます。
(株)京石が建立させて頂いた「釜かぶり観音」の「釜」が緑色から銀色に衣替えして輝いていました。
この観音様の被っておられる「釜」のことなんですがご住職様にお聞きすると・・・・・・・・・
もともと寒天を作る釜だったそうです。
私達も観音像の上に上げるのには重すぎて一苦労しましたが上手く完成して安堵致した思い出が有ります。
ところで 高槻は「寒天発祥の地」ってご存じでしたか?
寒天はダイエットに効果がある食品なので男女問わず興味が有りますよね。
(海藻の一種)テングサを煮て心太(ところてん)を作り
それを凍結乾燥させた食品で市内の原や塚脇地区で盛んに生産が行われてきました。
この地域で作られた寒天は「城山寒天(しろやまかんて)」と言われ江戸時代後期には長崎から
海外にまで輸出されたそうです。
京都伏見の美濃屋太郎左衛門が発見した寒天作りを学び
摂津島上郡城山で試作に成功した宮田半平衛がこの地の地勢・気候・水質が寒天製造の条件に適している事に着目し大規模な寒天製造で高槻の寒天作りを発展させたとのことです。
昔は寒天を作る匂いがお寺の周辺一帯に立ち込めていたとか・・・・・・・・
今でも高槻市の山間地、田能地区で小数ですが寒天作りが継承されているとのことです。
宮田半兵衛の顕彰碑が高槻市宮之川原元町14-33・聞力寺様に建てられています。