ジュエリー・宝石の売却する際に知っておきたいこと
弁護士・税理士その他士業と呼ばれる方からたまに相談を受けることがあるのが、
「宝石の査定」
宝石は相続の対象になるのか?
疑問に思われた方も多いのではないでしょうか?
私は法律の専門家ではないので、法律的見解からはお話することができませんが、
宝石・貴金属については、名義などもないので、自然に身内の方に受け継がれるのが一般的かと思われます。
では、なぜ冒頭のように士業の方から相談を受けることがあるのか?
それは自然に身内に受け継ぐことができないケースが考えられるからです。
・ 親族で遺産分割協議が行われるため宝石などの動産についても時価評価が必要
(いわば、遺族で遺産をどのようにわけるかもめている場合でしょうか)
・ 故人に後見人と言われる人の存在がついている場合
これも後見人の義務として財産目録を作る必要があり、その際に宝石の評価が必要
いづれも、私が士業の方の相談を受けた際にお聞きした理由ですので、
詳細については各士業の方に聞いてみるのは賢明かと思います。
一つに気になるのは、そのような宝石の評価が必要な際に、私どものような宝石の専門家に
お話が伝われば、きちんと時価での宝石の価値をお伝えすることができるのですが、
いかんせん宝石は価値の評価がしづらい面もございます。
そのため適当に宝石の価値・評価がされるといったことも耳にします。
宝石をお持ちのご本人・ご家族。またはこのような案件をお持ちの士業の方がおられたら
ご遠慮なくご相談くださいませ。