高低差を活かす
先日完成したエクステリア、写真も素敵に撮れたのでどんなところにこだわって外構を設計しているか、ざっくりですがまとめてみました。
■調和
建物+外構で家が完成するので、やはり建物の特徴をつなげてあげるのがベストだと思っています。今回は横スリット窓が意匠的につながっていくように門壁をデザインしています。
■ボリューム
基本的に外構と家を比べたら、外構はボリュームで負けるわけで、門壁としてある程度のボリューム(幅)はあった方が落ち着きます。
また、機能的には不要だとしても、意匠的に広々と見せる意味で階段をどう作るかは重要です。
■バランス
アプローチ奥左側にも小さなスペースですが、みどりのスペースを設けてバランスをとっています。アプローチを明確にし、みどりの間を抜けていくストーリーも生まれ、あるのと無いのとではかなり違ってきます。
■みどり
みどりは、家を個性づけて、潤いを与えてくれます。特にシンボルツリーがあるだけで、家に映え色彩を楽しむ、季節の移ろいを味わう、成長を感じるなど、時間の中で五感を刺激してくれます。
など、まだまだ「いろいろこだわっているところ」や「どんなストーリーがあるのか」がまだまだたくさんあります。
これからも、こだわりをもって家と調和した素敵な外構やお庭を創っていきたいいと思っています。