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コラム
少し足してよみがえる庭
2020年10月15日
庭のリフォームの場合、極力生かせるものは処分するのではなく生かして利用したいと思っています。
今回の相談は、
・和の庭の草抜きを含めたお手入れが大変なので、メンテナンスが減る庭にしたい
・2年前の大阪北部地震で倒れた灯篭を何とかしたい
というご相談
お客さまの方でも人工芝を敷く等の対応をしてきたのですが、それでも草が繁茂してしまいます。
立派な灯篭ですが、昔のものは重ねているだけなので、地震には弱いです。
現場の庭は石組みも素晴らしいものなので、極力現在の雰囲気を残してリフォームしました。
乱形石でナチュラルに園路をつくり、庭園内を回遊でき楽しめるようにしています。
防草シートと化粧砂利で地面を覆い、草の生える面積を減らしています。
崩れた灯篭も、処分するのではなく‛景’のひとつとして園路沿いに配置。
真っさらにしてリフォームするのもありですが、少し足し算をして綺麗によみがえり、メンテナンス性や演出性を向上できるのであれば、そちらの方が環境にも優しく更に愛着も増すお庭になるかなと思います。
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