タレントという仕事

吉本興業およびそのタレントの問題が大きくフォーカスされています。

SNSというメディアを個人（タレント、一般人）が持っていることに対して、組織（会社、事務所）が甘く見ていた影響は大きいと感じます。引き金は週刊誌の取材にありますが、そこにどう反応するか、その反応を見てマスメディアがどのように動くか。この動き方は予測し難いものになっています。

いわば「ルールが変わっている」のです。

今回のことは問題点が非常に多く、そもそもどこが問題なのかが見えづらいと同時に、人によって問題視する部分が様々なところが特徴と言えるかもしれません。

・会社に隠れて直接取引
・利益を受けていないという虚偽の説明
・謝礼、謝金だから申告しなくていいという認識
・契約書類のない契約関係
・無作為の反社会的組織や個人との関係
・当事者置き去りの組織的隠蔽
・資本関係や権威に基づく信頼という誤認識
・パワーハラスメント行為に対する認識不足

組織的パワハラ、反社会的勢力とのつながり、闇営業、隠蔽や認識の甘さ・・・

日大、相撲協会など過去の事件が想起されます。

本日の会見でもこうしたことが質問されるかと思います。

このピンチが大きな機会になることを願います。