黒しか着ないのになぜか派手に見られてしまう時の対処法　~パーソナルカラー～

こんにちは。馬上久恵です。
今日はスタイリングアドバイスにお越しいただいた50代の女性の悩み相談です。

「悩み相談」

Q.
洋服の色はいつも黒しか着ないのに周りから派手に思われます。
何を変えれば派手な印象はなくなりますか？

A.
まず2つの原因が見えました。
①髪の色が明るく見える
②ネイルカラーを何色も使っている

①髪の色が本来の髪の色よりも明るく見える原因として
「明度対比」という現象です。
明度対比とは色どうしの明るさの違いが強調される現象です。



黒を上半身に着ることで髪の色との明度対比がおこり、髪の色はより明るく見えています。

②ネイルカラーが何色も色を使っている
コーディネートでは色を3色に絞るときれいにまとまります。

ネイルカラーも目立つ色の場合は1色ととらえます。

指先はよく動きます。
自然と周囲の人はそのネイルカラーを見ることになります。

ここでも対比効果により、明るい色はより明るく鮮やかな色はより鮮やかに見えている可能性があります。

「改善ポイント」
・普段着る洋服の色が「黒」が多い場合、髪の明るさを少し落ち着かせてみる
・ネイルカラーもコーディネートの1色と考え、多色使いや彩度の高い色を控えてみる


私の場合はお仕事の内容に合わせた色の洋服を着ることが多いので、ネイルカラーはピンクかベージュと決めています。


そして、パーソナルカラーの視点でみれば
色のコントラストが似合うのは「春」「冬」タイプ
色のグラデーションが似合うのは「夏」「秋」タイプ

「夏」「秋」タイプの人がコントラストを強調させた場合しっくりとこない場合があります。

1色1色を見るのではなく、少し離れて全身を鏡で見ると自分では思ってもいないコントラストが生まれていたり、自分では以外な箇所の色が目立っているかもしれません。


コーディネートの最後は少し離れて全身で確認することを取り入れてくださいね。


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実績
住友生命　「第一印象がUPする似合う色の取り入れ方」
　　　　　「高感度が上がるメイク術」
　　　　　「絶対に垢抜ける似合うファッションタイプとは」

■馬上久恵　（MAGAMI　HISAE）
色彩講座＆パーソナルスタイリング教室　Applause　of　Color代表
パーソナルカラー講師
色彩講師
ジュエリーアドバイザー
専門学校講師
パーソナルスタイルアドバイザー

■パーソナルスタイリスト馬上久恵　HISAE　MAGAMI
色彩検定、パーソナルカラー検定の資格を持つパーソナルカラーリスト。
マナーの資格も保有し好感度が上がるスタイリングやブランディングのアドバイスを
行っている。
クライアントが笑顔になれるように丁寧に寄り添う個人指導が好評。
ジュエリーアドバイザーで培ったコミュ二ケーション力やマナーを取り入れた好感度が上がる
販売スタイルなどが高く評価されセミナー講師、専門学校講師、web記事監修者としても活躍中。