パーソナルカラーから見るヘアカラーの選び方 ②
こんにちは。
パーソナルカラーリストの馬上久恵です。
先日お越しいただいたお客様のお話です。
「年齢よりも8歳も年齢を上に見られてしまって、とてもショックでした!
自分ではそんなに老けて見えているとは感じていなかっただけにショックがとても大きいです」
このことがきっかけで以前に受講された私のメイクセミナーを思い出して連絡をくださいました。
50歳のお客様です。
今日のコラムではメイクを中心に今後は自分らしく楽しいお洒落をするための
ポイントを考えていきたいと思います。
①老けて見られた原因は
老けて見られてショックだった!というお話はセミナーなどでもよくお聞きします。
そんなお悩みをお持ちの方とたくさんお会いしてきた中で共通に感じるポイントが
「肌のくすみ」です。
■年齢よりも老けて見られる原因として考えられる要因
◦肌の明るさが失われ暗く見える
◦年齢とともに肌の色が黄色っぽく、くすんで見える
肌の色の印象は、その人の魅力を印象づける際の大きなポイントになります。
■目指したい肌の状態
◦透明感がある
◦くすみがない
◦明るく健康的
◦ほどよいツヤ
40代を超えた頃から、寝不足などの体調不良からお肌の印象が変わって見えることも。
くすみの原因として考えられるのが
●寝不足や疲労からくる血行不良
●加齢による黄ぐすみ
などが上げられます。
くすみがある肌は本来の肌の色よりも暗く見せてしまいます。
明るく健康的な印象こそが若々しく、だれもが憧れる印象となります。
最近のご自身の肌の調子を観察しながら、以前よりも暗く感じる場合は、全体的に明るく見せていく工夫が必要になります。
②メイクで気をつけたいこと
パーソナルカラーを使ったメイクではイエローベース、ブルーベースという言葉が思い浮かびますね。
私は肌がイエローベースだから、使うカラーはすべてイエローベースのものを選んでいる!
という方は実際に多いです。
ですが色の選び方として、自分の目的にあった効果
を出す色選びが大切になります。
今回のように「明るく透明感のあるお肌作り」の場合は
「ブルーベース」ポイントに使うことをおすすめします。
まず、ブルーベースの色の効果として
・肌が白く見える
・透明感がでる
という効果が得られます。
そこでおすすめしたいのが、ハイライトやチークに少しブルーベースのアイテムを
使うということです。
例えば何かピンクを選ぶ場合もイエローベースであるサーモンピンクではなく
ローズピンクを選んでみる。
ハイライトなどはパール感、ラメ感にほんのりブルーが入っているものやラベンダーカラーのものがおすすめです。
キャンメイクやセザンヌなどからもブルーを感じさせるアイテムがでています。
もちろんディオールなどからもたくさん出ていますね。
もし色選びにまよった時は
・口紅・・・モーブピンク
・ハイライト・・・淡いラベンダー
・チーク・・・ローズピンク
などのイメージで選んでみてはいかかでしょうか。
ディオールのスキンルージュブラッシュカラー&グロウ 287番
この色を見た時には少し感動しました!
思わず効果を試してみたくなりました。
老けて見える原因の一つのくすみは、まずは
メイクカラーで明るさをプラスしてみること。
それには少しブルーを感じさせる色で肌を白く明るく見せていきましょう。
イエローベースの方などは、いきなり全部をブルーベースの色に変えていくのではなく
どこか1箇所ブルーベースの色を取り入れてみてください。
たとえ小さな面積であっても印象はがらりとかわってきます。
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・40.50.60代大人の若見えコーディネートを作る3つのポイント
⇒https://mbp-japan.com/osaka/applause/column/5142900/
■馬上久恵 HISAE MAGAMI
ジュエリーメーカー勤務での販売経験の中で女性が本当に美しくなるためには
内面・外面の充実が必要不可欠であると感じる。
現在大阪で総合的な美しさを引き出す
マナー、コミュニケーション&色彩心理も交えたパーソナルカラースタイルを伝える教室
「Applause of Color」を主催。
個人向けコンサルタント、セミナー講師、専門学校講師として幅広く活躍中!