40・50・60代 綺麗で似合う洋服選びはイエローベース・ブルーベースにこだわりすぎないこと

馬上久恵

馬上久恵

テーマ:パーソナルカラー

こんにちは。
パーソナルカラーリストの馬上久恵です。

先日、あるアパレルショップでのお話です。

全身黒でコーディネートされていた女性がお友達の女性に
「私はイエローベースの春だから、これは着れない」
と洋服を見ながら力強く言われていました。


なぜ着れない!と決めてしまうのかな?
ふと疑問に感じることがあります。


でも、実はこのフレーズあちこちでよく耳にします。
「私はイエローベースだから・・・」
「私はブルーベースだから・・・」

皆さんの中にもパーソナルカラー、特にイエローベース、ブルーベースに
こだわりすぎている方はいませんか?


今日は「40代・50代・60代」の方が綺麗で似合う洋服を選ぶために
イエローベース・ブルーベースだけにこだわりすぎなくても似合うが見つかる
おすすめ方法をお話したいと思います。




①イエローベース・ブルーベースにこだわりすぎない


パーソナルカラーってどんなイメージですか?
セミナーや授業のはじめに質問をすることがあります。

多くの方はイエローベース・ブルーベースどちらかがが似合うものだという
理解のように感じます。

ですがパーソナルカラー、つまりあなたを輝かせるその色はけっして
ベースの色だけで決まるものではありません。



<パーソナルカラーを決める要素>
色相・・赤や青のような色みのこと
同じ色相であっても色相環上、黄みよりに位置するか、青みよりに位置するかで
イエローベース・ブルーベースに分類されます。




イエローベースは顔が黄みを帯びて見える→血色がよく見える
ブルーベースは顔が青みを帯びて見える→肌が白く見える

明度・・色の明るさの度合い
明るい色は顔色を明るく、暗い色は顔色を暗く見せる 

彩度・・色の鮮やかの度合い
色の彩度が高くなるほど顔や肌の色みは強く
彩度が低くなるほど顔や肌の色みは弱く見える

清濁・・肌の質感に影響する
清色は肌をクリアーな質感に、濁色はマットな質感に見せる


この4つの要素から一番お似合いの色のグループを見つけだしていくものです。

皆さんがよくいうイエローベース、ブルーベースというのは色相の部分にあたります。

セミナーや専門学校の授業では、この4つの要素ごとに分かれたドレープを使用することで
皆さんそれぞれどの要素が得意であるかを知っていただくことを大切にしています。


例えば、色相であるイエローベース・ブルーベースではあまり顔色の変化が見えない方が
明度(色の明るさ、暗さ)になったとたんにお顔色の変化がはっきりと見える場合があります。

他にも、清濁がすごく変化が感じられるなどです。

明るさにお顔の変化がすごく見られる場合は、
ベースの色にとらわれすぎるよりも似合う明るさを意識した方が良いですし
素材のツヤ感やマット感に変化が大きい場合はまずは素材感を意識する方が良い場合があります。


どの属性により反応がでやすいのかは個人差があります。

似合う要素の見つけ方としては、同じ洋服の色違いを用意して似合う方
似合わない方がある場合その違いをさがしてみます。


明るさなのか、鮮やかさなのかなど。


ユニクロさんなどは同じでデザインでカラー違いが多く展開されています。

シンプルなデザインのもので顔色の変化を確認してみてください。


②「40代・50代・60代」は特に明るさに注目


パーソナルカラーを見つけるための様々な要素があることをお話しましたが
40代・50代・60代こそ特に色の明るさに注目してほしいのです。

若い頃は黒やグレーが好きだったし似合っていた方も、最近はなんだか少し違うと感じることはありませんか?

40代からの肌のお悩みに
シミ、くすみ、シワやほうれい線などが挙げられます。

それらのお悩みをいち早く解決できるのが
「明るい色」になります。

ひとことで明るい色といってもその方にお似合いの明るさはそれぞれです。

白に近い明るい色や、ミディアムグレーのような明るさの色もあります。


ですが、とにかく今までよりも少し明るい色を意識して挑戦して欲しいと思います。

<明るい色が似合った時の効果は>
・顔が明るく見える
・色素沈着が目立たなくなる
など嬉しい効果がたくさんあります。

また、年齢を重ねることで頬がこけたように見えることも明るい色の輪郭をふっくらと
見せる効果で顔の線を目立たなく見せることができます。


今までは暗い色を中心に選んでいた方は急に明るい色といっても色選びが難しい場合があります。

そんな場合はじめは白やライトベージュ
などのベーシックカラーから挑戦してみてください。


そして明るい色を身につけた時の顔色の変化を感じてきたら少しずつ
ライトピンクやラベンダーなどほんのりと優しい血色がプラスされるような
色にも挑戦してみましょう!

40代・50代・60代の今だからこそ素敵に見える明るい色の似合い方があります。

まずはためしてみてください!
-5歳が可能になりますよ。
多幸感あふれるイメージ作りをまずは明るい色ではじめてみましょう。

■関連コラム
・40代・50代・60代の大人の若見えコーディネートを作る3つのポイント
https://mbp-japan.com/osaka/applause/column/5142900/

・40代・50代・60代の若々しく華やかな印象作りに持ちタイお洒落アイテム3選
https://mbp-japan.com/osaka/applause/column/5140340/

■ホームページ→http://applause-of-color.jp//

■馬上久恵 HISAE MAGAMI
ジュエリーメーカー勤務での販売経験の中で女性が本当に美しくなるためには
内面・外面の充実が必要不可欠であると感じる。
現在大阪で総合的な美しさを引き出す
マナー、コミュニケーション&色彩心理も交えたパーソナルカラースタイルを伝える教室
「Applause of Color」を主催。
個人向けコンサルタント、セミナー講師、専門学校講師として幅広く活躍中!

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馬上久恵
専門家

馬上久恵(講師)

Applause of Color(アプローズオブカラー)

生まれ持った肌や髪などの色合いから個々の雰囲気に調和した色を導き出すパーソナルカラー分析と美しい所作をコーチングするマナー指導。2つのアプローチで美しさを総合的にプロデュースしていきます。

馬上久恵プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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