流行色が似合わない場合の取り入れ方 大阪マナー&カラー個人指導教室
こんにちは。
パーソナルブランディングアドバイザーの馬上久恵です。
子供たちが晴れやかに輝く卒業式や入学式は子供の成長とともに
母親としての自分を振り返るとても幸せな時間となります。
普段はカジュアルな装いが多い人もこの日は晴れやかな気持ちが表れるような
華やかな装いを楽しみたいですね。
今日は5秒でキレイが伝わるセレモニースタイルの選び方から
スタイルが良く見えるサイズ確認の簡単ポイントを3つと姿勢の作り方をご紹介します。
＜目次＞
①今の自分のサイズに合ったスーツを選ぶ
②サイズ感の確認
③スタイルアップのスーツの選び方
④正しい姿勢の作り方
①今の自分のサイズにあったスーツを選ぶ
普段はカジュアルな装いが多い人ほど、セレモニースーツを選ぶ時に
難しいと感じるかもしれません。
その難しいと感じる理由の一つにサイズの選び方があります。
ややゆったりのシルエットが流行の今、スーツを着た時に少し窮屈に感じるかも。
特にジャケットの肩周りなどが気になるかもしれません。
そこで気をつけたいのは、窮屈に感じても、すぐにワンサイズ大きいなものを選ぶことはやめましょう。
サイズの大きいスーツスタイルは、びっくりするほど老けた印象になります。
サイズの大きいものを選ぶことで、全体が本来の自分のサイズよりも大きくなります。
そのため肩の位置がずれ、袖の長さも長くなります。
手の甲の半分くらいのところまで袖先がある方を見かけますが
これは、老けて見えると同時に清潔感も失って見えます。
②サイズ感の確認
普段あまり着ることのないスーツ。
久しぶりに腕を通すという方も多いですよね。
以前に購入していたものを着用する場合は家でしっかりと
サイズ感を確認してください。
気をつけたいのはサイズが小さい場合。
細かいシワがあちこちにでてきます。
立ったり座ったりと何かと動く動作もあるので、スカートは特にシワができます。
このサイズで大丈夫かな？
と思った時は前ではなく後ろ姿をしっかりとチェック
しましょう。
背中を見てバストの脇の部分やウエストのラインに細かいシワがめだっていませんか？
スカートもヒップラインが目立ちすぎていませんか？
そうなっていたら、そのサイズは今のあなたのサイズとは違っています。
窮屈に見えるサイズ感はかえって太って見えますので気をつけましょう。
さらにもう一つ確認したいのが、スカートの長さです。
式典では座っている時間がけっこうあります。
あまり短いスカート丈にならないように注意が必要です。
③スタイルアップのスーツの選び方
今の自分にピッタリのサイズを選ぶと見た目に体型はかなりほっそりとして見えます。
試着の際にはこの3点を意識しましょう。
◦肩幅
◦ウエスト
◦袖幅
肩幅ですが胸を開いて肩甲骨をよせた状態の肩幅が本来のあなたの肩幅になります。
正しい姿勢、正しい肩の位置の状態でジャケットは合わせましょう。
次にウエスト。
ウエスト位置は自分が意識しているよりも高い位置にあります。
普段、ゆったりとしたシルエットが多い人は少し違和感があるようですが
正しいウエスト位置で着ることで脚が長くスタイルがよく見えます。
最近はパンツスーツも人気が高いようです。
ウエストに合わせてパンツをはいてみてください。
ワンピースなどはウエスト位置が自分のウエストより少し上にくるほうが
脚が長く見えてスタイルアップの効果が得られます。
最後に袖幅、先程も書きましたが、洋服の袖の印象は全体の印象を大きく変えてしまいます。
袖幅の大きいものは気をつけましょう。
私は肩幅のわりに腕が細いのでジャケット選びはとても難しいのです。
肩幅に合わせると腕幅が大きくなって、腕に合わせると肩幅が少しきつくなります。
ブランドによって腕幅のゆとりが違うので、試着の時はそこも必ず意識して選んでください。
④正しい姿勢作りでサイズが変わる
正しい姿勢を保つことで、洋服のサイズは確実に変わります。
なぜなら、肩が前にきている状態、いわゆる猫背になっている姿勢は
肩が内側にはいっている何センチかのサイズがかわってきます。
肩だけでなく二の腕のサイズも変わりますから洋服のサイズが変わるのは当然です。
＜正しい姿勢の作り方＞
壁にもたれて 頭、肩、おしり、膝、かかとの5点
が壁につくようにします。
普段まっすぐに立てていない人は、壁につかない箇所があり
どこかが痛くなります。
先日、お母さまと2人のお嬢様にこの正しい姿勢作りのアドバイスをしたところ
壁に背中をつけようとすると、顎先が上に向いたり、骨盤と壁の間に大きく隙間ができました。
壁と骨盤の後ろに大きく隙間があく場合
握り拳がすっと入ってしまうほど隙間のできている人もいますが、
隠れ猫背の可能性も高く、この姿勢のままでは腰痛を引き起こす可能性もあります。
正しい姿勢を意識すると必ず美しい体型が手に入ります。
ほんの少しの意識で姿勢は変わりますので今日からチェックしてみましょう。
＜正しい立ち方の練習＞
壁に背をあてて立ち、壁に頭、肩、背中、おしり、ふくらはぎが壁に触れる姿勢を維持します。
その時に腹筋に力を入れないと下腹部がポコント前にでてきます。
普段の姿勢が良くない人はこれだけでもとても疲れるのです。
実際に先日アドバイスを行った3名様の場合、すぐに「疲れる」「しんどい」の声が聞かれました。
慣れるまでは苦しいですが、毎日少しの時間でも続けていくことで
必ず姿勢と体型が変わります。
「POINT」
せっかくの晴れやかな式典です。
記念の写真にも残る瞬間です。あわてず落ち着いて正しい姿勢をキープできる
似合うセレモニースーツを購入してくださいね。
どんなに高価な洋服でもサイズが合っていないと「素敵」な装いには見えません。
大切なのは「今のあなたにジャストフィット」していること。
肩の位置、ウエスト位置 姿勢を正して合っているものを選びましょう。
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