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マンション・アパート塗装の手引き・・・パート2 足場を組むなら・・・

長嶺直樹

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 前回に引き続き、マンション・アパート(共同住宅)の外壁塗装の手引きですが、今回は、足場についてです。 もちろんですが、私共は足場屋さんではないのですが、足場屋さんがいないと塗装も何もできません。 足場屋さんがあってこその私達です。 
 その足場ですが、塗り替えするにおいて建物の周囲を囲いますので、いつもは届かない所に手が届きます。(防犯の意味でも気を付けないといけません)
 

管理組合や賃貸物件の修繕を計画するにあたり、「ど~せ、足場を組むなら○○も修繕を検討しよう」・・と言う考えも必要です。
 例えば、水道管に鋼管を使用されている場合は、サビが発生していますが、塗装では錆止め塗料も塗りますが、あくまで延命治療にしかなりません。 表面の錆だけであれば良いのですが、中の水道管もサビている場合がほとんどなので交換をお勧めしています。 
 築年数にもよりますが、足場を組むというのは、普段届かない場所も届くので、ガス管、水道管、電気の配線、空調の室外機など、通常であれば、部分的な足場、又は、スカイマスター(上下に動ける車)などを使用しなければできません。(その分費用も掛かります) ・・・であれば、と言う話になりますが、塗装だけではなく、建物を総合的に考える事が大事になります。


 今、申し上げたことは、多分、「当たり前でしょ」と言われる方もいるかも知れませんが、急に管理組合の理事になられたリ、建物の管理をする事になったりすると、やはり、焦ってしまいますので一般的な事を書かせていただきました。 まずは、焦らずにコーヒーを飲みながら・・・さて、来年の塗装はどうするか?ぐらい余裕を持ち、少しでも参考して頂ければ幸いです。

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専門家

長嶺直樹(補修・塗装職人)

沖縄塗装工業

塗装と補修で最も大切なのは『下地処理』です。沖縄は高温多湿、台風、塩害、紫外線など、特有の環境が建物に影響しています。これらを踏まえ、補修・塗装に特化した専門の職人が、適切な計画と施工を行います。

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