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長嶺直樹プロは琉球放送が厳正なる審査をした登録専門家です

外壁塗装、どうしてもアクリル塗料はダメなのか? 

長嶺直樹

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ネットでは塗装に関する多くの情報がありますが、その中でも外壁塗装においてアクリル塗料は外壁に向かないとよく言われます。   何故でしょう? 耐久性に問題? 安いから?・・・・・・内地はどうかわかりませんが、沖縄でも現在アクリルで塗装するという事はよくあります。 新築から塗り替えまで・・・・


アクリル塗料について、耐久性の問題とはまず、最初にチョーキング(壁を触ると粉が)がでるのが3~5年程度(あくまでも目安、少し早い時もあります)それから、劣化が進んでいきます。   
チョーキング=塗り替え、とは違います。 また、新築でアクリル塗装しても20年位で塗り替えもよくあります。(当時は、アクリルが主流でしたので当たり前ですが) 私共は、アクリル塗料をお勧めしているわけではありません。 しかし、昔と違うのは、現在は、シリコン塗料もコスト的に抑えられていますので一般的な2階建てではアクリルとシリコンではそんなに差がでなくなっている事も現実です。(面積が大きくなると差がでます。シリコンもピンキリです) アクリル塗装がだめというのはそんな背景があると思われます。


安かろう悪かろうではダメですが、外壁塗装とは建物を保護するのが役割なので何もせずというのではなく、アクリルはダメとかではなく予算に合わせて塗装する事もありじゃないかなと思われます。 一番は建物を保持する為なので、補修さえしっかりと行えばアクリル塗料でもそこまでの問題はないです。  もちろん、現在塗り替え塗装などではシリコン系が主流になり、高耐候性であればフッ素、無機など色々な種類がありますので外壁塗装を考えるのなら御見積もりの際にお聞きするのが良いと思います。 
注意点、アクリル塗料をお勧めしているわけではありませんが、ただ、アクリルはダメという情報を鵜呑みにする事もないのかなと思い発信しました。あくまでも個人的な意見ですので参考までにお願いします。 

 

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長嶺直樹(補修・塗装職人)

沖縄塗装工業

塗装と補修で最も大切なのは『下地処理』です。沖縄は高温多湿、台風、塩害、紫外線など、特有の環境が建物に影響しています。これらを踏まえ、補修・塗装に特化した専門の職人が、適切な計画と施工を行います。

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