部分入れ歯をご使用の方へ 残った歯のケアは大丈夫ですか?
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
現在は高齢社会といわれて久しいですが、以前では考えられなかったほど長寿社会となっています。
私が開業した40年ほど前とは比較になりません。
それも医療のおかげであるのですが、皆さんが病気にかからないように健康に留意されている事が大切でもあります。
歯科の世界でも、以前では高齢者の方は無歯顎か、数本歯が残っている方が多かったですが、
現在は多くの歯が残っている方が多く、丁寧に歯科医院でメインテナンスを継続されている方が増えています。
当医院でもむし歯や歯周病、入れ歯の治療をきっちり受けて、定期的なメインテナンスを受けていただく患者さん、私たちから見ると問題の無いいわゆる優等生の方たちです。
しかし実際には痛い時だけ来院して、歯石除去も拒否される患者さんもいらっしゃいます。
やはりこのような方は早期に歯を失い、総入れ歯への道を進んでいかれます。
もちろんもっと早く、定期的に治療を勧めるのですが、結果的に多くの歯を失って来院されます。
歯科医師の立場で思う事は後の祭りですね。
実にもったいない話です。
ご自分で損をなさったわけです。
患者さんは入れ歯はどれも同じ効果、結果を生むと思われているようですが、
やはり条件の悪い歯や顎の状態では、ちゃんと噛めません。
もう少し早期に治療を開始されておれば、しっかり食べられる入れ歯ができたのに!
と思われる方が多いことも事実です。
やはり予防が一番。
皆さんも口のメインテナンス、治療をしっかり受けて下さい。